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公園デビューのワンちゃん達はおしゃれなトリミングがご自慢です。

公園デビューのワンちゃん達はおしゃれなトリミングがご自慢です。

今日も朝早くから林試の森公園を散歩に出かけました。 ちょうど入り口にベンチがあり、そこで静かに、本当に静かにぬいぐるみのようにママさんと一緒に座っている(ごめん,犬種がわからないけど)トミー君に出会いました。 昨日トリミングしたばかりというから、なるほどねって思うほどにきれいにトリミングされてて、ママさんのご自慢でした。 そのうちにあっちからこっちからワンちゃんたちが集まってくるんです。 おやおやどうしましょう。 さすがに大きなワンちゃんは遠慮してくれているのか、小型のワンちゃんのたまり場のようになってしまいました。 皆さん、とても素敵にトリミングをされていて、素人の私が言うのもなんですが、トリミングの仕方で相当に個性が出せるのだなって感心しました。     そして圧巻はなんとパンツトリミングっていうらしいですが、いやひょっとしたら間違っているかもしれないけれど、パンツをはいているようなお尻のところがかわいらしく真ん丸にトリミングしているんです。 いや初めて見たのですが、このようなデザインをしてトリミングをするって相当に凝っているなった思いますが、だんだんとエスカレートしていくのではと思いました。 流行もあるのでしょうし、犬種によっても全く違ったトリミングでしょうし、若い子がトリマーになりたいって専門学校に行ってる女の子たちも何人かお目にかかっていますが、やはりあこがれの職業の一つなのかもね。自分のセンスである程度作れるわけですものね。そして常連さんができるわけですものね。ひょっとしたらチップも弾んでくれる人もいるかもしれないです。 前にインタビューした方がこれからトリマーさんのところに行くのだけれど、ひと月に一度2時間から3時間をかけるのだけど、とても楽しみなのって話してくれたことを思い出しました。それでいて料金は一万円以下とおっしゃってましたね。これじゃ儲からないなってとっさに思ったこと記憶にあります。 人件費に家賃に光熱費にって考えるとどうも採算は合わないですよね。   まぁ、そんなことを言ってても始まらないのですが、需要はまさしくあるということはこの公園のワンちゃんたちを見ていると想像できます。 そしてトリマーさんにとってはやはり口コミがおおきな宣伝なんでしょうね。 鹿の恵の話もできなかったし、ドックフードは何を食べているんですかなんてちっと聞きにくかったです。 徐々に私も公園デビューをして、皆さんと仲良しになれたらって。  

公園デビューのワンちゃん達はおしゃれなトリミングがご自慢です。

今日も朝早くから林試の森公園を散歩に出かけました。 ちょうど入り口にベンチがあり、そこで静かに、本当に静かにぬいぐるみのようにママさんと一緒に座っている(ごめん,犬種がわからないけど)トミー君に出会いました。 昨日トリミングしたばかりというから、なるほどねって思うほどにきれいにトリミングされてて、ママさんのご自慢でした。 そのうちにあっちからこっちからワンちゃんたちが集まってくるんです。 おやおやどうしましょう。 さすがに大きなワンちゃんは遠慮してくれているのか、小型のワンちゃんのたまり場のようになってしまいました。 皆さん、とても素敵にトリミングをされていて、素人の私が言うのもなんですが、トリミングの仕方で相当に個性が出せるのだなって感心しました。     そして圧巻はなんとパンツトリミングっていうらしいですが、いやひょっとしたら間違っているかもしれないけれど、パンツをはいているようなお尻のところがかわいらしく真ん丸にトリミングしているんです。 いや初めて見たのですが、このようなデザインをしてトリミングをするって相当に凝っているなった思いますが、だんだんとエスカレートしていくのではと思いました。 流行もあるのでしょうし、犬種によっても全く違ったトリミングでしょうし、若い子がトリマーになりたいって専門学校に行ってる女の子たちも何人かお目にかかっていますが、やはりあこがれの職業の一つなのかもね。自分のセンスである程度作れるわけですものね。そして常連さんができるわけですものね。ひょっとしたらチップも弾んでくれる人もいるかもしれないです。 前にインタビューした方がこれからトリマーさんのところに行くのだけれど、ひと月に一度2時間から3時間をかけるのだけど、とても楽しみなのって話してくれたことを思い出しました。それでいて料金は一万円以下とおっしゃってましたね。これじゃ儲からないなってとっさに思ったこと記憶にあります。 人件費に家賃に光熱費にって考えるとどうも採算は合わないですよね。   まぁ、そんなことを言ってても始まらないのですが、需要はまさしくあるということはこの公園のワンちゃんたちを見ていると想像できます。 そしてトリマーさんにとってはやはり口コミがおおきな宣伝なんでしょうね。 鹿の恵の話もできなかったし、ドックフードは何を食べているんですかなんてちっと聞きにくかったです。 徐々に私も公園デビューをして、皆さんと仲良しになれたらって。  

リンちゃんの飼い主のおばあちゃんは亡くなってしまった!

今日の公園で出会ったリンちゃん。もの悲しげなかわいいリンちゃんなのよね。 その可愛らしさと一緒に散歩されてるおばあちゃんのミスマッチがなんともほほえましくて思わず声を掛けてしまいました。     お話を伺うとつい最近リンちゃんの飼い主のおばあちゃんが亡くなってしまった。 病気で随分前からリンちゃんを散歩に連れていけな飼ったので、近くに住んでいたこのおばあちゃんが代わりに散歩につれていってあげていたそうな。 前にもそんな方たちとの出会いもあってその時はおじいちゃんが病気で,歳で散歩に連れて行かれないので僕たちが代わる代わるに散歩に連れて行ってたんだよ。 そんな地域のコミュニティってなかなかないのじゃないかって、ペットがいることによって昔のコミュニティが戻ってきた感じがしたのですが、このおばあちゃんも昔ながらの困っているときはお互い様よ!そんな気持ちでお世話をしておられたのだろうと察します。   今は年取った猫ちゃん、ワンちゃんのグループホーム的なものが話題に登っているそうですが、これからは本当に必要なサービスですよね。 昔はペットの寿命はそんなに長くはなく8才くらいがアベレージだったわけですが、今や12~3才くらいが平均寿命なんですよね。そうすると本当に飼い主が先に亡くなる場合はそう珍しくはないですよね。 残されたワンちゃんの事を考えると生前にしっかりとその後の世話を誰がするかをしっかりと見極めて行くことが努めでありますよ。 人と一緒ですよね。本当にそれを感じます。   リンちゃんに話を戻しますが、いつも外に行くと一生懸命に歩いてくれるのですが、出口の近くになるともう帰らなきゃって感じで家に向かってダッシュだそうです。 なんか本当にかわいいですよね。   リンちゃんはちょっと太り過ぎなのでペットフードは先生のおすすめのカリカリを食べさせます。でも野菜を茹でて食べさせることもたまにはあるようですが、国産とかオーガニックとかジビエとかには一切こだわってはいないということでした。   そうだよね。先生の言うことは一番に聞かなきゃって。 大体のオーナーはそうですよね。 だからペットフードの会社は獣医さんとかに顧問になってもらって安心感をもたせる作戦を使っているのはポピュラーです。 我が財団もそのような動物専門家に理事になってもらっています。 麻布大学の先生です。 有事の際には本当に頼りになります。 動物とはなにかなどいつもご講義をいただくんです。 その他フードアドバイサーの小島香澄さんもいます。 皆さんはの財団の良き財産であります。 皆様から信頼される財団になっています。  ...

リンちゃんの飼い主のおばあちゃんは亡くなってしまった!

今日の公園で出会ったリンちゃん。もの悲しげなかわいいリンちゃんなのよね。 その可愛らしさと一緒に散歩されてるおばあちゃんのミスマッチがなんともほほえましくて思わず声を掛けてしまいました。     お話を伺うとつい最近リンちゃんの飼い主のおばあちゃんが亡くなってしまった。 病気で随分前からリンちゃんを散歩に連れていけな飼ったので、近くに住んでいたこのおばあちゃんが代わりに散歩につれていってあげていたそうな。 前にもそんな方たちとの出会いもあってその時はおじいちゃんが病気で,歳で散歩に連れて行かれないので僕たちが代わる代わるに散歩に連れて行ってたんだよ。 そんな地域のコミュニティってなかなかないのじゃないかって、ペットがいることによって昔のコミュニティが戻ってきた感じがしたのですが、このおばあちゃんも昔ながらの困っているときはお互い様よ!そんな気持ちでお世話をしておられたのだろうと察します。   今は年取った猫ちゃん、ワンちゃんのグループホーム的なものが話題に登っているそうですが、これからは本当に必要なサービスですよね。 昔はペットの寿命はそんなに長くはなく8才くらいがアベレージだったわけですが、今や12~3才くらいが平均寿命なんですよね。そうすると本当に飼い主が先に亡くなる場合はそう珍しくはないですよね。 残されたワンちゃんの事を考えると生前にしっかりとその後の世話を誰がするかをしっかりと見極めて行くことが努めでありますよ。 人と一緒ですよね。本当にそれを感じます。   リンちゃんに話を戻しますが、いつも外に行くと一生懸命に歩いてくれるのですが、出口の近くになるともう帰らなきゃって感じで家に向かってダッシュだそうです。 なんか本当にかわいいですよね。   リンちゃんはちょっと太り過ぎなのでペットフードは先生のおすすめのカリカリを食べさせます。でも野菜を茹でて食べさせることもたまにはあるようですが、国産とかオーガニックとかジビエとかには一切こだわってはいないということでした。   そうだよね。先生の言うことは一番に聞かなきゃって。 大体のオーナーはそうですよね。 だからペットフードの会社は獣医さんとかに顧問になってもらって安心感をもたせる作戦を使っているのはポピュラーです。 我が財団もそのような動物専門家に理事になってもらっています。 麻布大学の先生です。 有事の際には本当に頼りになります。 動物とはなにかなどいつもご講義をいただくんです。 その他フードアドバイサーの小島香澄さんもいます。 皆さんはの財団の良き財産であります。 皆様から信頼される財団になっています。  ...

森のおはなし ー コートを脱いで

森のおはなし ー コートを脱いで

春の日差しが届く頃になると、枝の先端の冬芽が動き出します。 冬の間、枝先の芽は寒さから守られるようにコートを着て過ごします。コートに守られた芽のことを「冬芽(とうが)」といい、冬芽を守るコートは、樹木の種類によって異なります。そのコートのことを「芽鱗(がりん)」と呼びます。 ドングリの仲間は茶色い鱗(うろこ)のようなコート、クルミは、細かな毛をまとって冬を越します。コブシは薄いブランのコートの上に軟らかな毛をまといます。ヤナギのコートはワインレッドに輝き、オオカメノキは薄っすらと毛をまとい、その姿はバルタン星人のようです。 寒さ対策も、それぞれ個性が光ります。 コートの内も人それぞれ…ではなく樹木それぞれ。春一番に開く葉が包まれているもの、花が包まれているもの、そして贅沢にも葉と花が包まれているもの。冬芽の膨らみを眺めがら春の芽吹きの様子を思い浮かべるのも楽しみの一つです。 いよいよ春です!冬芽がムクムクと膨らみ開き始め、そして薄っすらと緑がかってきます。花が包まれている冬芽では、花びらが顔を覗かせるものもあれば、蕾が顔をだすものもあります。森の小鳥たちの「さえずり」が始まると、静かな冬色の森も色づき、1年で最も明るく賑やかな時が訪れます。 なんともウキウキした気持ちのなるこの時季、冬のコートのお仕事は終わりに近づきいています。包まれていた葉が開くと、芽鱗は目立つことなく枝を離れます。 柔らかな新緑の中、視線をちょっとだけ地面に落としてみてください。落ち葉の間に薄い茶色やクリーム色の小さなかけらのようのものを見つけることができます。それは、冬の間、春に開く新芽を守っていた芽鱗の片です。地面に落ちた芽鱗は春風が吹くと落ち葉と一緒に舞いながら、混じり合い、やがて見当たらなくなります。 新しい命の始まりは「春」からではなく「冬」の間に始まっていたのです。その命を守った芽鱗の役割は春が訪れる時に終わります。    

森のおはなし ー コートを脱いで

春の日差しが届く頃になると、枝の先端の冬芽が動き出します。 冬の間、枝先の芽は寒さから守られるようにコートを着て過ごします。コートに守られた芽のことを「冬芽(とうが)」といい、冬芽を守るコートは、樹木の種類によって異なります。そのコートのことを「芽鱗(がりん)」と呼びます。 ドングリの仲間は茶色い鱗(うろこ)のようなコート、クルミは、細かな毛をまとって冬を越します。コブシは薄いブランのコートの上に軟らかな毛をまといます。ヤナギのコートはワインレッドに輝き、オオカメノキは薄っすらと毛をまとい、その姿はバルタン星人のようです。 寒さ対策も、それぞれ個性が光ります。 コートの内も人それぞれ…ではなく樹木それぞれ。春一番に開く葉が包まれているもの、花が包まれているもの、そして贅沢にも葉と花が包まれているもの。冬芽の膨らみを眺めがら春の芽吹きの様子を思い浮かべるのも楽しみの一つです。 いよいよ春です!冬芽がムクムクと膨らみ開き始め、そして薄っすらと緑がかってきます。花が包まれている冬芽では、花びらが顔を覗かせるものもあれば、蕾が顔をだすものもあります。森の小鳥たちの「さえずり」が始まると、静かな冬色の森も色づき、1年で最も明るく賑やかな時が訪れます。 なんともウキウキした気持ちのなるこの時季、冬のコートのお仕事は終わりに近づきいています。包まれていた葉が開くと、芽鱗は目立つことなく枝を離れます。 柔らかな新緑の中、視線をちょっとだけ地面に落としてみてください。落ち葉の間に薄い茶色やクリーム色の小さなかけらのようのものを見つけることができます。それは、冬の間、春に開く新芽を守っていた芽鱗の片です。地面に落ちた芽鱗は春風が吹くと落ち葉と一緒に舞いながら、混じり合い、やがて見当たらなくなります。 新しい命の始まりは「春」からではなく「冬」の間に始まっていたのです。その命を守った芽鱗の役割は春が訪れる時に終わります。    

柴犬コロちゃんは血統書付

柴犬コロちゃんは血統書付

最初のワンチャンも柴犬、、その子が亡くなってしばらくは飼うのをやめていたが、奥様がそろそろいいかなって言うことで、やっぱり柴犬ということになって、街中のペットショップでは素性がちゃんとしていないところが多いそうです。 この一年、コロナ禍でペットの価格も高騰しているとは聞いてますが、そうなんですね。 縄文時代からの柴犬で背中の立髪のような毛があるのがその由緒正しい柴犬で、 そして顔はきつね顔、これがまた良いそうである。 ですからコロちゃんは由緒正しき縄文時代からの柴犬ってことになります。     背中の立髪を触らせてもらいましたが、しっかりしてました。凛々しいって感じでした。 やはり食事の事を聞きました。最初の柴犬の時にはご飯に味噌汁をかけるというようにしてたけれど、寿命を長くするにはドックフードがいいのではということで、吟味して国産のものを2種類与え、そのほかはオーガニックの紅あずまのような美味しいさつまいもを蒸して食べさせます。1日で一本、カリカリのドックフードは約80g、ほどあげているそう。最近のワンチャン、猫ちゃんの寿命が伸びているのはやはりペットフードの効用なのでしょう。粗悪品も確かにありますが、鹿の恵みのように鹿肉と穀類、野菜類は全てオーガニックにして、人間が食べられるヒューマンスタンダードになるようにものがもっともっと増えてくるのではと。家族同様のペットちゃん達が健康で長生きしてもらいたいですよね。 とても静かで落ち着いたコロちゃんです。それもそのはず1日に3回もこの林試の森公園を散歩するそうです。   パパさんのお話ではこの子は外に出るととてもいい子ですが家にいると全てがコロちゃんの家のようにしてどこにでも陣取ってしまうようです。 コロちゃんのパパはこの林試公園をもっともっと気持ちよく使ってもらえるように活用の改善策を管理事務所と立てているとの事、この私にも是非一緒に考えてくれないかと誘われてしまいました。  

柴犬コロちゃんは血統書付

最初のワンチャンも柴犬、、その子が亡くなってしばらくは飼うのをやめていたが、奥様がそろそろいいかなって言うことで、やっぱり柴犬ということになって、街中のペットショップでは素性がちゃんとしていないところが多いそうです。 この一年、コロナ禍でペットの価格も高騰しているとは聞いてますが、そうなんですね。 縄文時代からの柴犬で背中の立髪のような毛があるのがその由緒正しい柴犬で、 そして顔はきつね顔、これがまた良いそうである。 ですからコロちゃんは由緒正しき縄文時代からの柴犬ってことになります。     背中の立髪を触らせてもらいましたが、しっかりしてました。凛々しいって感じでした。 やはり食事の事を聞きました。最初の柴犬の時にはご飯に味噌汁をかけるというようにしてたけれど、寿命を長くするにはドックフードがいいのではということで、吟味して国産のものを2種類与え、そのほかはオーガニックの紅あずまのような美味しいさつまいもを蒸して食べさせます。1日で一本、カリカリのドックフードは約80g、ほどあげているそう。最近のワンチャン、猫ちゃんの寿命が伸びているのはやはりペットフードの効用なのでしょう。粗悪品も確かにありますが、鹿の恵みのように鹿肉と穀類、野菜類は全てオーガニックにして、人間が食べられるヒューマンスタンダードになるようにものがもっともっと増えてくるのではと。家族同様のペットちゃん達が健康で長生きしてもらいたいですよね。 とても静かで落ち着いたコロちゃんです。それもそのはず1日に3回もこの林試の森公園を散歩するそうです。   パパさんのお話ではこの子は外に出るととてもいい子ですが家にいると全てがコロちゃんの家のようにしてどこにでも陣取ってしまうようです。 コロちゃんのパパはこの林試公園をもっともっと気持ちよく使ってもらえるように活用の改善策を管理事務所と立てているとの事、この私にも是非一緒に考えてくれないかと誘われてしまいました。  

はじめまして、Moon.

はじめまして。 3歳になるゴールデンレトリバー(以下ゴル)を数カ月前に迎えたばかりの、人より犬好きの京都在住主婦・平井万紀子と申します。 森から海への代表理事・渡邊智惠子さんと「注文をまちがえる料理店」という認知症のある方々が活躍する空間で、お出会いし、ご縁をいただき、こちらのコラムに掲載させていただくメンバーとなりました。 どうぞよろしくお願いします。 簡単に自己紹介をしたいと思います。 実母が認知症で、数年前から同居しているのですが、そんな母の口癖が「働きたい」でした。 認知症になれば「何もできなくなる人・100%介護される人」だと思っていましたが、母との同居から多くのことを学び、「できなくなったこともあるけれど、できることもある!」ことに気づき、京都で「まあいいかlaboきょうと」という認知症のある方々が、さまざまな形で活躍する活動を運営しています。 家族は、夫・母(85歳)・娘2人(22歳・16歳)・私・そして最近我が家にきてくれたゴルのmoon(3歳男の子)です。 日々のmoonとの生活を中心にこれから綴っていきたいと思います。よろしくお願いします。 それでは早速・・ 私たち家族がゴルを飼うのはmoonで3匹目です。 今までの2匹は子犬(2カ月)から、1匹目は新聞に掲載されている記事を見つけて、2匹目はインターネットで検索して出会ったゴルでした。ゴルの子犬は本当に天使です。天使が家に舞い込んできたーー!という毎日で、それはそれは、楽しく可愛く癒しの日々です。でも、今回は成犬からの譲渡。。どうなるか少しの不安とゴルを迎えるうれしさとで、ちょっと複雑な気持ちでした。 成犬を迎えようと思った理由は、保護犬の存在・殺処分の現状を知った下の娘が「捨てられ死を待つだけの犬がいるのなら、そういった犬を救いたい・探したい・飼いたい」という思いからでした。 探し始めるのには、正直勇気がいりました。インターネット越しからこちらを見つめる数えきれない数のワンちゃんたちの笑顔‥。選ぶことすら罪悪感を感じます。私たち人間の利益のために多くの命が奪われている現状‥、支える団体もあれば、何の罪もない動物たちを犠牲にする人がいるのも事実。 可哀そう‥と思っているだけでは何も始まらない。 今、目の前でできること。それは、1匹でもご縁のあるワンちゃんを大切に育てることだと思い、いろいろな団体にたくさん問合せをし、またマッチングにも行きました。 そこでわかったのが、保護されているワンちゃんたちとのマッチングの難しさです。 そんなあきらめかけていたときに出会ったのがmoonでした。 moonは保護施設ではなく、警察訓練所にいたゴルでした。血統がよく、賢く、モデル犬として活躍していたらしいですが、ゴルとしては大きすぎるということ、ビビりであったこと等で、このままおいていても、警察犬になるわけでもないということで、訓練所内でひっそり暮らしていたゴルだったのです。 娘が一目ぼれし、見に行った日に連れて帰りました。 奇しくもその日は、5年前に亡くなったチャッピー(2匹目ゴル男の子)の命日でした。 そんなことを意識したわけもなかったので、後でびっくりした次第です。 成犬から飼うのは初めてだったので、たくさんの戸惑いとわからないことだらけの毎日が始まりました。 40キロもある大きなゴルなのに階段も登れない。犬だったら大好きであろうはずの鶏むね肉の炊いたものをあげようとしても口も開けてくれない、3歳のヤンチャ盛りのゴルなのに遊ぶこともしないで、ずーっとジィーッとしている、音が怖くて散歩も行けない‥。 想像もしていなかった連続でした。 今はもうかれこれ4カ月経つので、音恐怖症の恐怖心だけは、まだ払拭できませんが、それ以外はほぼクリアしています。 また、これから日々のmoonとの暮らしを綴っていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします。お読みいただきありがとうございました。 我が家に来た初日の不安気なmoon。どこに腰を下ろしたらいいのかさえも戸惑っていました。

はじめまして、Moon.

はじめまして。 3歳になるゴールデンレトリバー(以下ゴル)を数カ月前に迎えたばかりの、人より犬好きの京都在住主婦・平井万紀子と申します。 森から海への代表理事・渡邊智惠子さんと「注文をまちがえる料理店」という認知症のある方々が活躍する空間で、お出会いし、ご縁をいただき、こちらのコラムに掲載させていただくメンバーとなりました。 どうぞよろしくお願いします。 簡単に自己紹介をしたいと思います。 実母が認知症で、数年前から同居しているのですが、そんな母の口癖が「働きたい」でした。 認知症になれば「何もできなくなる人・100%介護される人」だと思っていましたが、母との同居から多くのことを学び、「できなくなったこともあるけれど、できることもある!」ことに気づき、京都で「まあいいかlaboきょうと」という認知症のある方々が、さまざまな形で活躍する活動を運営しています。 家族は、夫・母(85歳)・娘2人(22歳・16歳)・私・そして最近我が家にきてくれたゴルのmoon(3歳男の子)です。 日々のmoonとの生活を中心にこれから綴っていきたいと思います。よろしくお願いします。 それでは早速・・ 私たち家族がゴルを飼うのはmoonで3匹目です。 今までの2匹は子犬(2カ月)から、1匹目は新聞に掲載されている記事を見つけて、2匹目はインターネットで検索して出会ったゴルでした。ゴルの子犬は本当に天使です。天使が家に舞い込んできたーー!という毎日で、それはそれは、楽しく可愛く癒しの日々です。でも、今回は成犬からの譲渡。。どうなるか少しの不安とゴルを迎えるうれしさとで、ちょっと複雑な気持ちでした。 成犬を迎えようと思った理由は、保護犬の存在・殺処分の現状を知った下の娘が「捨てられ死を待つだけの犬がいるのなら、そういった犬を救いたい・探したい・飼いたい」という思いからでした。 探し始めるのには、正直勇気がいりました。インターネット越しからこちらを見つめる数えきれない数のワンちゃんたちの笑顔‥。選ぶことすら罪悪感を感じます。私たち人間の利益のために多くの命が奪われている現状‥、支える団体もあれば、何の罪もない動物たちを犠牲にする人がいるのも事実。 可哀そう‥と思っているだけでは何も始まらない。 今、目の前でできること。それは、1匹でもご縁のあるワンちゃんを大切に育てることだと思い、いろいろな団体にたくさん問合せをし、またマッチングにも行きました。 そこでわかったのが、保護されているワンちゃんたちとのマッチングの難しさです。 そんなあきらめかけていたときに出会ったのがmoonでした。 moonは保護施設ではなく、警察訓練所にいたゴルでした。血統がよく、賢く、モデル犬として活躍していたらしいですが、ゴルとしては大きすぎるということ、ビビりであったこと等で、このままおいていても、警察犬になるわけでもないということで、訓練所内でひっそり暮らしていたゴルだったのです。 娘が一目ぼれし、見に行った日に連れて帰りました。 奇しくもその日は、5年前に亡くなったチャッピー(2匹目ゴル男の子)の命日でした。 そんなことを意識したわけもなかったので、後でびっくりした次第です。 成犬から飼うのは初めてだったので、たくさんの戸惑いとわからないことだらけの毎日が始まりました。 40キロもある大きなゴルなのに階段も登れない。犬だったら大好きであろうはずの鶏むね肉の炊いたものをあげようとしても口も開けてくれない、3歳のヤンチャ盛りのゴルなのに遊ぶこともしないで、ずーっとジィーッとしている、音が怖くて散歩も行けない‥。 想像もしていなかった連続でした。 今はもうかれこれ4カ月経つので、音恐怖症の恐怖心だけは、まだ払拭できませんが、それ以外はほぼクリアしています。 また、これから日々のmoonとの暮らしを綴っていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします。お読みいただきありがとうございました。 我が家に来た初日の不安気なmoon。どこに腰を下ろしたらいいのかさえも戸惑っていました。

あんずちゃんは3代目シーズ犬、7人兄弟の1匹です

あんずちゃんは3代目シーズ犬、7人兄弟の1匹です

「この子で3代目のシーズ、名前はカスミ、あんず、さくら、と言い全て花の名前をつけているの。 なんでシーズばっかり飼っているかというと、静かなの、よっぽど変な人でなければ吠えないのよね。ちょっとビビリやで人混みが苦手、いつもはお父さんが朝早くの散歩なのでいいのですが、今日みたいに夕方の散歩になると人を避けての散歩はあんずにとってはちょっと大変なんです。 ペットフードのカリカリはほとんど食べないの。鹿肉というよりは鶏肉がほとんど肉食、魚はほとんど食べません、野菜も茹でて食べさせます。国産の食材を使っています。ちょうどトリマーさんのところに行ったばかりなので、毛が短くなっているのですこし寒いかも。1ヶ月に一回は切ってもらいます。シーズは毛がすこし長くなると毛玉ができて大変なのです。」   ここまでが今一緒に散歩をしているあんずちゃんのお話でした。   夕方の人通りのお多い商店街を歩きながらのお話だったのにも限らず楽しそうにお話をしてくれました。そして話は次に発展していくのです。   「この子のお母さんはさくらと言って一回に七匹の子供を産んだことがあって、その時は本当に大変で、黙っているとすぐ痩せてしまうから、とにかくさくらにいっぱい食べさせました。母乳で育てるわけで、それが出ないと子犬達が育たないので、さくらにいっぱい牛乳を与えていました。レントゲンで出産前からオスとメスが何匹になるかがわかっていたので、もらわれ先は決まっていました。3ヶ月の間は我が家で全ての子供達と過ごしました。夫婦二人は犬小屋の中に住まわせてもらっているという状況です。でも大変だったけど本当に楽しかったのよ」 もうびっくりのお話、わたしには絶対できないなって、家中がワンチャンだらけですよ。昔「101匹ワンチャン」という漫画もあり、映画もありましたよね。あのシーンは今思い出すとちょっと優雅な感じのレディがなんとかという白と黒ブチの101匹のワンチャンの物語でした。メイドさんや執事が居てって感じでしたよね。あれ自体ちょっと異常なシチュエーションですがそれを面白おかしく描かれていましたが、まんざらフィクションの世界では無いとは想像できますが、今日のお話をしてくださったさくらちゃんのお母さん達からはそれに匹敵するほどの日本版101匹ワンチャン物語があるのではって。   もう一度会ってその辺りのお話が聞けたら楽しいだろうな。 あいにく何もお渡し出来なかったのよね。 こんな時にちょっと引っ込み思案の渡邊が顔を出します。 最初にあんずはドックフードのカリカリは食べないのよねなんて言われちゃって、すこし萎えちゃってました。   でも鹿肉って良いっていうじゃ無い、どうしてなの?と聞かれたので、 それはオオカミと鹿は天敵なのよね。だからワンチャンにとっては鹿肉はそのDNAからして良いんです。とお答えしました。きっと間違っていないと思います。 ご縁が有ればまた再会できるでしょう。 今日もワンチャンとの素晴らしい人生を伺うことができました。    

あんずちゃんは3代目シーズ犬、7人兄弟の1匹です

「この子で3代目のシーズ、名前はカスミ、あんず、さくら、と言い全て花の名前をつけているの。 なんでシーズばっかり飼っているかというと、静かなの、よっぽど変な人でなければ吠えないのよね。ちょっとビビリやで人混みが苦手、いつもはお父さんが朝早くの散歩なのでいいのですが、今日みたいに夕方の散歩になると人を避けての散歩はあんずにとってはちょっと大変なんです。 ペットフードのカリカリはほとんど食べないの。鹿肉というよりは鶏肉がほとんど肉食、魚はほとんど食べません、野菜も茹でて食べさせます。国産の食材を使っています。ちょうどトリマーさんのところに行ったばかりなので、毛が短くなっているのですこし寒いかも。1ヶ月に一回は切ってもらいます。シーズは毛がすこし長くなると毛玉ができて大変なのです。」   ここまでが今一緒に散歩をしているあんずちゃんのお話でした。   夕方の人通りのお多い商店街を歩きながらのお話だったのにも限らず楽しそうにお話をしてくれました。そして話は次に発展していくのです。   「この子のお母さんはさくらと言って一回に七匹の子供を産んだことがあって、その時は本当に大変で、黙っているとすぐ痩せてしまうから、とにかくさくらにいっぱい食べさせました。母乳で育てるわけで、それが出ないと子犬達が育たないので、さくらにいっぱい牛乳を与えていました。レントゲンで出産前からオスとメスが何匹になるかがわかっていたので、もらわれ先は決まっていました。3ヶ月の間は我が家で全ての子供達と過ごしました。夫婦二人は犬小屋の中に住まわせてもらっているという状況です。でも大変だったけど本当に楽しかったのよ」 もうびっくりのお話、わたしには絶対できないなって、家中がワンチャンだらけですよ。昔「101匹ワンチャン」という漫画もあり、映画もありましたよね。あのシーンは今思い出すとちょっと優雅な感じのレディがなんとかという白と黒ブチの101匹のワンチャンの物語でした。メイドさんや執事が居てって感じでしたよね。あれ自体ちょっと異常なシチュエーションですがそれを面白おかしく描かれていましたが、まんざらフィクションの世界では無いとは想像できますが、今日のお話をしてくださったさくらちゃんのお母さん達からはそれに匹敵するほどの日本版101匹ワンチャン物語があるのではって。   もう一度会ってその辺りのお話が聞けたら楽しいだろうな。 あいにく何もお渡し出来なかったのよね。 こんな時にちょっと引っ込み思案の渡邊が顔を出します。 最初にあんずはドックフードのカリカリは食べないのよねなんて言われちゃって、すこし萎えちゃってました。   でも鹿肉って良いっていうじゃ無い、どうしてなの?と聞かれたので、 それはオオカミと鹿は天敵なのよね。だからワンチャンにとっては鹿肉はそのDNAからして良いんです。とお答えしました。きっと間違っていないと思います。 ご縁が有ればまた再会できるでしょう。 今日もワンチャンとの素晴らしい人生を伺うことができました。