
世田谷キャッツは風の子丈夫な子?
先日、1日半の冬のお留守番をしたみうりくさん。 カリカリをあまり食べていなかったことはいつものことなので置いておくとして、ホットカーペット以外の電気設備が無くともうまく乗り切ってくれました。 冬が来る前は、猫さんの寒さ対策ってどこまでしてあげればいいのだろう・・・状態だったのですがそこまで心配する必要はなさそうです。 猫は実は寒さに弱いと一般的に言われているそうですが、本当にそうなのでしょうか。我が家の世田谷キャッツをちょっと深掘りしてみます。
猫は寒さに弱いって本当?
まずは定説から。 イエ猫の祖先は砂漠地帯に住んでいるリビアヤマネコと言われています。 リビアヤマネコは北アフリカやアラビア半島の砂漠地帯に多く住んでいる猫だそうですが、 その砂漠地帯とは「サハラ砂漠」や「ルブ・アル・ハーリー砂漠」など。 ではこの2つ砂漠の冬の気温はというと、場所によって違いはあるようですが(何せ国をまたいで広がっているので)夜は氷点下にまで下がる地帯もあります。 ということは。砂漠に住むリビアヤマネコが祖先だから寒さに弱いよね、という説はちょっとうーん。 しかしその血を受け継いでいると言っても、遠い遠い祖先ですからね・・・しかも血統が長らく家猫だとすると寒さ耐性は期待できませんね。 また気温への耐性は年齢にも影響されるそうで、体力低めな子猫やシニア猫は耐性低め。 では寒さに少しでも強い種類はどんな子でしょうか。 雑種の子、元野良猫さん、長毛種の子、体を覆う毛(被毛)が2層構造(ダブルコート)の子などは耐性が高めだそうです。 以上を踏まえて我が家の世田谷キャッツはというと・・・
世田谷キャッツの場合
この子たちですが実はというか(分かりやすく)血統書付きの猫さまです。 猫さんに接したことがほぼ無い私でも、初めて見た時からそうだろうなーとは思っていました。美猫ちゃんの理由も納得です。 一般的には純血種よりも混血種(雑種)の方が丈夫で寿命も長い傾向があると言われていました。混血種の方が様々な遺伝子を受け継いでいているからと。 でも調べてみると、結局個体差があるから一概には言えないと(笑) みうりくさんは今まで病気もしたことがありませんから、きっとベースは丈夫な遺伝子を継いでいると思います。 次に12歳という年齢はシニア猫だけれども、日々駆けずりまわって遊んで食べて寝ているので超健康体。まだ年齢に左右されるようなことはなさそうです。 最後に被毛ですが恐らく2匹ともダブルコートです。みうさんは分かりやすいですが、りくさんもこれでもか!というくらい毛が抜けるし、ブラッシングすると明らかに上毛と下毛の2種類がブラシにくっついてきます。 ということで寒さ耐性は高そうです。朝の寒い時間帯に平気で朝ごはんをしつこく要求してくるだけのことはあります。 一番大切なことはもちろん「健康である」ということ。 キミたち、前のご主人さまにたっぷり愛されてきた12年間があるからこの寒い家でも元気なんだぞ。 おかげで色んな側面で手のかからない子たちです。引き継いだ私たちは今、12年間の愛情にあやかっています。 【参考サイト】 猫は寒さに弱い?何度までセーフ?ポカポカ極暖法も解説 https://www.ex-shop.net/ex-blog/?p=39945# 猫も冬は寒い!留守番させておく際の注意点と今すぐできる寒さ対策とは? #117 https://www.idog.jp/blog/2021/11/27/cat-winter-answering-machine/ リビアヤマネコはどんな猫?特徴や性格、イエネコの祖先といわれる理由を解説 https://petokoto.com/articles/2058 丈夫な猫が飼いたい!寿命が長い猫種や健康な子猫の見分け方を紹介 https://www.koneko-breeder.com/magazine/11736