フードロスとペットフードの関係

フードロスとペットフードの関係 北海道に来てから三日めになります。

今日は北海道は全域大荒れで殆どの飛行機が欠航の状況になっています。 今日の夜と明日の朝とでセミナーが2回予定しています。 普通なら今日の朝一番の飛行機で東京から来るのですが、二日前に旭川に入っていたので、昨日は札幌に夕方入っておりました。 今朝はシンシンと降り積もる雪を見ながらゆっくりと朝ごはんを食べています。

今まではバイキングの朝ごはんが各ホテルが凌ぎを削って独自の特徴を打ち出していたかなと思います。 実際それを見ていて、とても心が痛んでいました。 それはフードロスが半端ないと思うからです。 最後のお客様にもしっかりとメニューを提供しようと皿一杯にお食事を乗せているテーブルを見て、こんな無駄な事をいつまでやっているんだろうって、、、。

お客はそんなに食べたくもないのに、目が欲しくて皿に取ってくる。 目の前にたくさんある事が普通になってしまい、食べるものに、命をいただいているという感謝の気持ちも薄らいで、、、。 生産者を思うと虚しさが募っていましたが、このコロナでその虚しさやフードロスから少しは解放できたのではないかと思いました。 コロナで私たちはいろんな事を見直すきっかけをいただいたように感じます。 今は各ホテルはバイキングは無くなって前もっての予約、たとえば、和食系か洋食系などからチャイスができるようになっています。

それで用意をするわけですからロスは格段に少なくなっているはずです。 ホテルの方に聞きましたところ、まさしくそうらしいです。 まぁそうなると生産農家や納入業者の売り上げは必然的に少なくなってしまうので、その辺りの事も視野に入れないと、、、。とは思いますがやはり食べるものは無駄をしちゃいけません。必要としているところにしっかりと供給し、ロスを無くする事が優先順位かと思いますよね。

 

昔は我々が食べた残りがワンチャン、猫ちゃんのペットフードになって食べ物を捨てるということは無かったのではないかと思います。 ねこまんまなんて言葉がありましたよね。ご飯にかつぶしに味噌汁とか煮干しとかが主たるペットフードとしてもっともっとポピュラーだったのじゃないかしら。 昔から見るとペットちゃんの寿命も伸びているのではないかと思いますが、逆に成犬病も多くなって、皮膚病も増えています。これはペットフードが今は食品のカテゴリーではなくて雑貨扱いなので、そのペットフードの内容までは表示する事が義務付けられていないので、増量材として何を使っているかを消費者は知らずに買っているわけです。 本来は昔のようにご自分で作ってあげるのが一番なのだろうなって。そうしたらフードロスも少なくなるし、何をあげたのかがわかるわけで、何かあった時にはすぐに追跡ができるのです。でもそうは言っても毎日を手作りというのも大変ですが、この森海の事務局を担当しています小島香澄はペットのフードアドバイザーとしての資格を持ってより安全なその子にあったお食事の提案をしています。 何かお困りごとがあったらどうぞご遠慮なくご相談ください。 とは言ってももじつは今月から半年は産休に入っておりますのですぐにはアドバイスができないかもしれません。でも頭に入れておいてください。 これからはフードロスも解決しながらペットちゃんの安全な食事に気を使っていきましょう。