土砂崩れと鹿の関係性

 

森林ツアーガイドをしていただいている池田雅子さんから
最近の雨による長野県佐久市の森の状況のレポートをいただきました。

2分ほどの動画ですが、森の土が、道路を流れている様子がわかります。

下の写真は、5月森海ツアーで訪れた際の写真です。

温暖化により越冬が容易になったり、猟師が減少をすることなど
様々な要因によって増加した鹿が
春の新芽や、食べ物がない冬には、樹皮や、落ち葉を食べます。

そうすると低木が育ちづらくなり根が十分に張りにくいこと、
また、土が滞積していかないことにより森の保水力が低くなってしまいます。

その結果、雨の日には
土砂崩れの一因にもなってしまってきているようです。