【気の遠くなる事でも毎日の積み重ねによって、新しい道が開かれて行く】5月森海ツアーのご感想をいただきました。

5月森海ツアーにご参加いただいた高橋雅子様より、ご感想をいただきました。

小諸市役所に行き農林課の佐藤課長とお話をされたとのこと、行動力に感動いたしました。

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この度は鹿ツアーに参加させて頂きありがとうございました。

このツアーに参加しなければ、今、山の中で起こっている重大な出来事を知ることが出来なかったと思います。しかしながら出来事が大き過ぎて本当に自分に何が出来るのだろうと真剣に考えました。

今もなお考えてます。ツアーから帰った夜はあまり眠れませんでした。世の中の人たちはきっと山の中で何が起きているか知っている人も多くはないと思うし、まさか山でこんな重大な事が起きてるなんて想像もつかないと思う。

だからやはりこの出来事をもっと多くの人に知ってもらい広めていく事から始めるのが私に出来る一歩なのかなぁと思いました。

週明けの月曜日に小諸市役所に行き農林課の佐藤課長からお話しを伺う事が出来ました。
小諸市に何故鹿解体所が出来、それが今どの様に機能して、そして今後への課題など。

お話しの内容では、鹿肉は何とか行き先はありますが、内臓や皮などはまだまだ行き先が無いという事でした。

私はアパレル出身なので何とかこの鹿皮を使ってそれを世の中に送りこのメッセージを広めて行きたいと思いました。

それに触れる人、そしてその物語りをじわじわと世の中に広めていく、今の私が直ぐに出来るのはこれかなと思いました。

東日本大震災が起きた時、父の住む岩手に行き被災された方々のお手伝いをさせて頂きました。
がれきの中から思い出の品を探したり写真の復元のお手伝いをしたり海底からがれきを引き上げたりと、
毎日小さな事でしたがそれを皆でコツコツと積み上げて行く事で何とか前に進む事が出来ました。

あれから11年が経ち本当の意味での復興はまだまだかも知れませんが人々の新しい生活は始まっています。

本当に気の遠くなる事でも毎日の積み重ねによって
何かにまた到達して新しい道が開かれて行くのだと信じています。

このツアーで知った山の中の出来事も、自分に出来る事は本当に小さい事だけど
信念を持って毎日積み重ねて行こうと思います。

ツアーに参加した方々から広まっていく色々な方面からの力が集まって大きな力になる事を目標に
今自分が出来る事をやっていきます。
ツアーの企画を考え実行し、山を見守りツアーのガイドをして頂きましてありがとうございました。