渋谷ハチ公は100歳になります

渋谷ハチ公は100歳になります。


1923年11月大館市で生まれた秋田犬。
生後50日で東京の渋谷で住んでいる上野英三郎・東京帝大教授に引き取られ、渋谷駅まで送り迎えをしていたのですが、教授が急逝された後も約10年間、渋谷駅に教授を迎えに来ていたそうです。

ハチ公がなくなったのが1935年ですから12歳で亡くなるのですが、たった2年の教授との関係であったのにその後の10年を教授を偲んでの毎日渋谷駅に訪れるって本当にワンちゃんって情が深いのですね。

きっと上野教授のご家族も亡くなったことを知らせていたと思います。

そう言われても人が亡くなるということはわからなかったのでしょうね。

昨日の東京新聞の夕刊の一面にハチ公生誕100歳という大見出しになっていました。

以前、東京新聞の現在の社長の菅沼堅吾さんに伺ったことがあります。
「新聞は第一面から四面までは最も大事と思うニュースをお届けします。
世の中にたくさんあるニュースの中から収捨選択をしてどこに配置をしていくか、
レイアウトを決めていきます。最もその新聞社の思いが伝わるのがその第一面から四面なのです」と伺いました。

なので各新聞社の第一面など全然違うニュースが載せられていますよね。

そこがその新聞社のポリシーを表現するところであるわけだから、本当に大事なんですよね。
そう思うとこのハチ公生誕100年の「ハチ公がつなぐ物語」を皆さんも呼んでもらって、
その思いはいかほどにを考える機会になればと思いました。

時にはこのようなブログも面白くありませんか?
一匹の秋田犬の12年の生涯がかくもこのような人を動かすことになっているって。

例えすごい生き方をした人間もたくさんいるでしょうが、
このようにして新聞の第一面にデカデカと記事になるって、そう、おられませんよね。

この当時のドックフードってきっとご飯に味噌汁的なものだったのでしょうね。
特別に上野家はハチ公のために作っていたのでしょうかね?
まぁこの年代はドックフードなど、売ってなかったでしょうからね。

その割には12歳まで生きていたハチ公はその当時から見ると長寿だったのではないでしょうか。
ハチ公が上野教授に会いたい一心が長寿にしたのでしょうかね?