「森は癒してくれるもの」「命を大切にしていく」【4/28森の勉強会を開催しました】
森海ツアーにご参加いただく皆様に向け、4月28日に【森の勉強会】を開催いたしました。
森海ツアーの学びを深めるため、麻布大学獣医学部教授の南先生と、
森林ツアーガイドの池田雅子さんより、鹿について、森についてお話いただきました。
今日は、参加者様からいただいたご感想をご紹介させていただきます。
- 南先生の講演を聞いて
生態系が崩れてきていて、鹿との共存・バランスを持続的に取っていけるよう工夫しなければならないと感じました。特に「命をたいせつにしていく」ということが最も大事な事であり、①狩猟の工夫、②処理方法での工夫、③加工・消費の工夫の中で、どう私たちが貢献できるのかを考えていきたい。
- 池田先生の講演を聞いて
「森は癒してくれるもの」というのは、私も奈良の山里の出身であり、雑木林の緑の中で新鮮な空気を吸えるということが私のバイオフィリアな空間だと認識しています。次世代の方々が緑に囲まれ、良きライフワークができるよう、社会的共通資本である森林を維持保全していく重要性を認識致しました。
森海スタッフも、今の私たち人間の生命、そして多くの生物たちを支えてくれている森の中にいる一頭、一頭、それぞれの命をもった鹿たちと向き合いながら活動していくことの大切さを改めて認識させていただきました。
ツアーでは、実際に森の様子や鹿の様子をみていただきます。
参加者の皆様に実際に目で見て、肌で感じていただいたのちに、どのような意見交換ができるのか、どのようなアイディアが生まれるか、とても楽しみです。