お水は「飲む」もの?「食べる」もの?
暑い日が続いておりますが、
皆さまのおうちのわんちゃん、
ねこちゃんのお水の飲み具合は
いかがでしょうか?
ちなみに我が家の様子は…
![](https://morikaraumie.com/wp-content/uploads/2022/08/image_67360257-338x450.jpg)
直接エアコンの風が当たらない、
冷蔵庫の上から降りてこない子もいます。
お水を飲みにわざわざ降りてきている姿は
見たような、見ていないような…です。
とは言え、
お水を目の前に持って行って、
顔に近づけたら飲むか?
と聞かれたら、
うちの子たちの場合は飲まないと思います。
しかし、
いくら冷房を使用していても夏です。
水分摂取ゼロで
熱中症や脱水になってしまっては困ります。
それでも私がこの状況で心配しない理由は、
普段からお水を食べてもらっているからです。
もっと水分摂取を促しましょう!
たくさんお水を飲ませる工夫をしましょう!
と言うと、
お水のお皿に
いつもよりたくさんのお水を入れておく、
お水のお皿を部屋中に置く、
お水の温度を温める、
もしくは冷やすなどして
好みの温度を探ってみる…
といったアイディアもありますが、
ごはんと一緒に食べてもらう形で
水分摂取をしてもらうことも一つの手段です。
そもそも家畜化される前は狩りをして、
水分60~70%の生き物を
丸ごと食べていたと想像される犬や猫。
自然界でもお水をお水だけで飲むことも
もちろんあるかと思いますが、
「食べる」形での水分摂取も
まったく不自然なことではありません。
具体的には
ウェットフードを与える方法もありますし、
ドライフードをお水でふやかしてから
与えることもできます。
新鮮なお肉やお魚、
お野菜を使った手作りごはんも
水分摂取には効果的です。
![](https://morikaraumie.com/wp-content/uploads/2022/08/image_50425345-750x563.jpg)
余談ですが
冷蔵庫の上に居たうちの子、
白米が好きなので炊飯器ともお友達です。
そんな我が家の猫たちには
今挙げた具体例の
すべてのパターンを取り入れて、
季節に限らずいろいろな食事を
食べられるようにしています。
今回は夏だから、暑い季節だから、
という書き出しで水分摂取について
触れてきましたが、
実は冬や寒い時期も水分摂取は重要です。
寒くなってくると人と同じように、
わんちゃんとねこちゃんも
冷たいお水は積極的に摂りたくないものです。
その結果、
水分摂取が少なくなってしまった場合、
膀胱炎や尿石症といった、
泌尿器の病気になることが多くなる季節が
寒い冬の時期とも言われています。
※原因はその子その子によるので例外もあります
そのため、
水分摂取はどんな時期にも
気を付けておきたいものです。
毎日●●ミリリットルのお水を…
とまで厳密にする必要はないですが、
朝のカリカリを少しふやかしてあげてみよう、
今日はウェットフードも少し混ぜてみよう、
という感じに
お水を「食べる」習慣を付けてもらうことで
わんちゃんとねこちゃんの健康にもつながります。
水分摂取についてのメリットを
もっと詳しく知りたい方は、
下記からお問い合わせくださいませ。
![](https://morikaraumie.com/wp-content/uploads/2021/09/S__3367088-750x563.jpg)
執筆者/小島香澄
執筆者について
猫と犬の手作りごはん、鹿肉販売をおこなう【モノクロキッチン】代表。
取得資格:認定動物看護師、ペット食育協会Ⓡ指導士、ペット栄養管理士、ペットフード販売士
ご相談は下記へお願いします。
E-mail:kojima@morikaraumie.com
URL :https://monochrome-kitchen.com
- スタッフブログ
- コラム、ペットのごはんについて