おりく坊七変化

おりく坊七変化

つい先ほど、昼食の準備をしていたらどこからか猫の声が聞こえました。

くぐもった声。外にいる野良猫・・・?と思いましたが、いや待てよ。この聞きなれた声・・・おりく坊だ。

以前2階で、彼は反対側に開いたドアのせいで袋小路となって閉じ込められたことがあります。その時もこんな声で鳴いていました。

耳を澄ませてみると、意外と近い。お風呂場です。

案の定、彼はまた閉じ込められていました。


そう言えばついさっきお風呂の掃除でカビ取りスプレーをしたんですが、あの独特なにおいがきついので戸を閉めたんだった。

戸を閉めたちょうどその時、彼は「このニオイは何だろう」とお風呂場を覗きに行っていたんでしょう。

おりく坊は猫部屋で寝ているとすっかり思っていたので、まさか中にいるとは想像もつかず確認しませんでした。ごめんね。

閉じ込めのことは置いておいて、まさかスプレー液を舐めたりしていないよね!?そっちの方が心配でしばらく様子を見ていましたが大丈夫そうです。こういううっかりが事故につながるんだと反省中。いたずらしない子で良かった・・・

解放された直後はいつも以上に私にべったりでした。

 

多彩な鳴き声を持つおりく坊

 

冷静にこの時のことを振り返ると、私はよく瞬時に「これは助けを求めている声だ」と分かったなと思いました。いつもの鳴き声と明らかに違うと分かったのは母性というやつなのか、毎日声を聞いているからなのか。

おりく坊もみうちゃまもおしゃべりさんなので、私たちの元に来るときは必ずと言っていいほど「来たよー」みたいなノリで鳴きながらやってきます。

そんなノリじゃなくて、実はしっかり何かを要求しているのかもしれませんが、大概は「なでて」「遊んで」「ごはん」ですね、たぶん。

 

そのおしゃべりの中でもおりく坊って、かなり鳴き声のバリエーションが多いんです。

時々「あなたは誰ですか?」と問いかけるくらい違う声を発してくるので、旦那さまとよく笑っています。

通常の声は「わーん」と「あーん」の中間みたいなどこか間の抜けた声。

みうちゃまとケンカして興奮している時は遠吠えのような図太い声を出し、ひょんな拍子に出す声は「あぁん」という女の人の甲高い声。しょんぼりしたときは「くーん」と鳴き、最近は「はーん」「ひーん」「ふーん」「ほーん」というハ行の声を出すようになりました。

もしもおりく坊に「この声出して」っていうお願いが出来たら、バラエティ番組で人気者になれるんですけどね。

ブログに戻る