
チャチャ日記13
犬にしつけをする時や芸を教える時、鹿肉ジャーキーはとても役に立ちます。
わずか1センチ程度のジャーキーでも犬にとっては最高のご馳走。鹿肉ジャーキーほしさに色々な芸を思い出してくれる。
しかし、どうしても覚えられない、おやつを上げても直せない癖が1つあるのだ。
それは吠え癖だ。
吠え癖だけはなかなか治らないものだと思います。
吠えることは犬の本能なので犬自身が止めようと思っても止まらない。
体が自然に反応してしまうシャックリみたいなものじゃないかと思います。
ドッグランに行くとよく吠える犬がいる。吠え癖のある犬がチャチャに走り寄ってきても、チャチャが一緒に吠えることはない。
「なに興奮してるの?」という顔をして見つめるだけだ。
先ほど、散歩の時に出会った白と黒の2匹のプードルがまたよく吠えます。
チャチャと出会って興奮してキャンキャン吠えるのだ。
こんな時でもチャチャは何も言わない。
犬の飼い主は「ダメですよ、ここは住宅街なん悲しい、吠えると迷惑になるんですよ。」などと犬に語り掛けている。
その諭し方も気の利いたものかと思うが、これまであの手この手でトライして直らなかったので諦めている雰囲気だ。
犬を叱るというより周辺の住民に言い訳をしている叱り方があるので。
以前に僕が飼っていたシェットランドシープドッグのチャッピーもよく吠えた。
ひたすら厳しくしつけてもチャッピーは吠え出したら止まらなかった。
特にドアのチャイムが鳴った時や電話が鳴った時は大騒ぎとなった。
チャッピーは吠えてますます興奮して家中を吠えながら走り返しました。
あげくの果てに宅急便のお兄さんのお尻に悶えたこともある。
興奮しすぎてベランダから落ちて1階の水道の蛇口を破壊したこともありました。
全身打撲のはずなのに、さらに吠え続けて芝生の上を走りながら吠え続けた。
ある時、チャッピーの吠え癖を止めるため新軍事ワンストップを導入したことがある。
しかし、それも効果がなかった。
素直に冷静に語り続けチャッピーを見て、本当に可哀想になり電気首輪は1ヶ月程で外した。
シェットランドシープドッグは吠えながら羊を泣く犬だから仕方ないのだと諦めた。
その点、チャチャは本当にありがたい。たまに吠える時も「」のひと言だけである。夜遅くに僕が帰りドアを開けた瞬間に「ワン!」ひと声だけ吠える。
そして、尻尾を振って駆け寄ってくるチャチャは可愛いのだ。
妻も母も「あまり吠えないからチャチャの鳴き声忘れちゃったよ。」などと言う。
チャチャのルーツはイギリスである。
「ワン」は1回だけと意味がよくわかっているのは言えないかもしれない。