人、ワンちゃん猫ちゃんのお菓子屋さん、Marie Rococo

 

10月16日はワンちゃんがたくさん来るという中軽井沢駅の構内のマルシェ「くつかけ市場」に鹿の恵みを販売しに行ってきました。

我が鹿の恵みたちと同じブースで販売をしていた、Marei Rococoさんを紹介します。

加藤マキさんはワンちゃん、猫ちゃんのお菓子を作っています、ブランドはMarie Rococoで、原料を大豆を主体にして、健康大優先のデザートを提供しています。

ご本人がパティシエであったので品質には相当にこだわっています。
もともとが人様用にデザートを作ってきたパティシエだったそうです。

人様用にデザートを作っているうちにペットと一緒に食べたいですという飼い主の方たちのご要望にお応えしての転職だったようです。

ですから材料や作り方はすべてヒューマングレードにこだわっていました。
作りたてをそのまま持ってきてますから、すごい新鮮ですし、保存料などは一切使っていませんので、それはそれは大変だなって思いました。

今回も売れ残ったものがありましたが、これをどうするのって聞いたらご自分でも食べるんですって。ヒューマングレードで作っていますので、味付けはほとんどしていないけど原料がいいので食べますって。

ふつうはケーキって冷凍して保存するんです。

和菓子も一緒かな。だからMarie Rococoも冷凍しているのって聞いたらNOでした。鮮度が一番だって。えらいなって思いました。

一個一個心を込めて作っているんですよ。
ただ価格が一個300円となるとちょっと高くない?って思わず言っちゃいました。

値決めは経営っていうのですが、そのくらい売価を決めるのってすごく難しいのです。
原価を積み上げていくと高くなって全く売れる金額にはならなくなるケースは一般的かもしれません。これなら売れるよねっていう価格をまずは決めてそれに見合う原料なり作り方なりを決めることになります。

我が鹿の恵みも鹿肉がいくらで、オーガニックの野菜や穀類を入れるとどうなのだと、原料だけでも本当に高くなってしまいますが、それをどのようなルートで良き原料を集めて、お客様が納得できる理由と価格を作り上げるって本当に大変でした。

でもそれを通常の価格に合わせようとしたら、本当にワンちゃんの健康を第一にしたペットフードはできないんです。

飼い主の皆さんには人も食べられます。渡邊はジャーキーもそのまま食べるし、ウェットタイプはケチャップやチーズなどを入れてピザのトッピングにしてもおいしいですって言ってます。

これらが作り手の良心かもしれません。