ボランティアの人たちの愛情でのんびり暮らしている東京の保護猫達、 でも時には危険が!
公園を散歩してましたらあまり見慣れない猫ちゃんが2匹佇んでいました。
その行方を追ってましたら、ちょっと高齢のおじさんが猫ちゃんの名前を呼んでいるんです。
そのオジサマ、まさしく山にでも入るのかなって感じで蚊に刺されないように完全防備に腰には蚊取り線香をぶら下げていました。
この公園には20匹の保護猫がいて、三ヶ月に一度の割合で写真を撮って何か異常がないかを調査報告をするそうです。
この調査や観察をする人たちは基本は無給でボランティアです。
餌は誰もかれもが与えては行けないと立て看板を立ていましたから、このボランティアさんがちゃんと与えるそうです。私達にはちょとわからなかったのですが、このようなボランティアで猫ちゃんを保護することを快く思っていない人たちもいるようです。
ドーベルマンが猫を襲わせるように飼い主が仕向けることもあるそうで、それはあまりにもひどいので公園事務所から通達されて警官から厳重な注意がされたそうです。
また「何で猫なんか保護してんだ!」と心ない捨て台詞を吐いていく人もいるそうで、特にこの2〜3年がこの様なある意味での虐待が目立っている様です。
年に一度くらいですがこの保護されている猫ちゃんの里親が決まる様です。
その審査は60歳以上はダメで、家族がいて何かあってもちゃんと他の家族が面倒が見れる様になっていることが条件の様です。
なのでこのボランティアのおじさまは後期高齢者の75歳なので、飼えないのでボランティアをしているそうです。
おじさまといろいろ話を聞かせてもらっている間にペットフードをあげるおばさまが登場です。猫ちゃんはちゃんと知ってて、ペットフードをもらえる場所について行きます。
おばさまが用意をするまでじっとそばで見ているんです。
猫のテリトリーがあって一緒には食べさせてもらえない様で、1匹だけは違うところで食べてました。
蚊に刺されて皮膚疾患になってしまったり、するので常備薬などももっていました。餌をなどは案外と寄付してくれるそうですが、具合が悪くなった時などはやはり病院に連れていかねばならないので、現金の寄付が一番助かるって!
最近の東京都や23区では野良猫を見つけてすぐに殺処分をすることを良しとしない風潮になってきたようで、まずは保護をするが前提になってきたようです。
最近はワンちゃんよりは猫ちゃんが増えてきているとのこと、今まではワンちゃんにインタビューばかりでしたが、少し猫ちゃんにも関心を持ちましょうと思える出会いでした。