チワワのちくま君は繁殖犬だったけど、赤ちゃんが産めなくなると、、、。

世の中には本当に理不尽なことが多くて、どうしたらいいのって!歯ぎしりをしちゃうことが多くないですか?

今日の出会ったチワワの小さな小さな「ちくま君」すでに14歳です、10年ほど前から飼っているそうです。

 

 

ブリーダーのところで繁殖犬として何匹も子供を産んだのでしょうが、もう産めなくなるとウンチだらけで掃除もろくにされない

犬舎で毎日を暮らしていたようで、いたたまれず2万円で引き取ってきたとのこと。

ブリーダーは別れ際に、もし子供を産んだら引き取りますから言ってくださいと、すかさずそれはありませんと言い放すと、手のひらを反すようにすごい顔をして出て行ったと。ちくま君のママは昔の話をしてくれました。

もともと猫を飼っていて、その猫ちゃんの兄弟(?)として一家の仲間になったちくま君の命名の由来はちくわぶだそうです。

よくおでんに入っているでしょ、あのチクワブに色合いが似てるからそうなずけたそうですが、今でも歴然として、そのチクワブを

思い出される白と茶色のグラディーションがかわいいです。

 

 

ドックフードは主にはカリカリですが、なんでもよく食べるので結構太ってしまうので、水増しにこんにゃくをいれるそうです。

これは私も一緒にやらなきゃダメなのよ。こんにゃくダイエットが一番必要なのが私なのよねってママさんは笑っていました・

こんなに明るいママさんの家に引き取られるって最高に幸せな「ちくま君」です。

なんでも食べるって言うので、鹿のめぐみを食べさせようと試みましが、とっても残念!!

食べない!!

プイって目をそらされちゃいました。

 

 

やっぱりワンちゃんは正直です。好き嫌いがはっきりしてるのよね。

ママさんの手からだったら違うのかなってやってもらいましたが、やっぱりプイ!

ママさんはそれを見て恐縮至極でした。

でもちゃんと鹿の肉が高たんぱくで低脂肪で高ミネラルであることをご存知でした。

一緒に飼っている猫ちゃんに差し上げてくださいと申しましたらすごく喜んでくれました。

人間として本当に理不尽なブリーダーさんのお話を伺い、気が重くなっても、

こんな風にワンちゃんを通して人のやさしさにも触れて、そしてちくま君のように本当に

ラッキーの余生を過ごせるのも人の力ですよね。

森海のこのインタビューをしたいなければこのような人たちや、社会の仕組みや理不尽さを

知ることもなかったです。

正しい情報を知ることで正しい行動をすることができます。

その意味ではこのブログを書くことが正しい情報を得ることの一つだって思っています。

これからブリーダーさんたちへの働きかけなどができるかもしれません。

もっともっとペットも人間もやさしく生きられるようにしたいですよね。