ゴルちゃんお迎え日記② ー 私の人生を伴走してくれる最後のゴールデンレトリバーMoon

こんにちは~2回目の投稿です。
鹿のめぐみ~~!!届いた~~~!!
Moon食べるかな~?
というのは、Moonはつい4か月前に3歳の成犬で譲渡してもらったゴルなのです。
警察訓練所にいたので賢くて、我が家に来た時、訓練所で食べていたドッグフードを食べる時しか、口を開けてくれませんでした。
犬ならよだれを垂らして欲しがる鳥ムネ肉の炊いたのも、いわゆるおやつもまったく食べず・・。
まぁ、人間関係?ん?人犬関係ができていなかったというのも大きな要因ですが…。
今では、パクパク鶏肉も食べてくれるようになりましたが、初物はホクホクのさつまいもでさえ、なかなか食べません。というか食べません。
実は、
私たち家族には教訓があります。
それは、2匹目のゴル・チャッピーを6歳でガンで亡くしたことです。
6歳と言えばまだまだ元気盛り。なのに、6歳でガン。。
人間もそうですが、食べるもので身体はできています。
実は私、栄養学を長年勉強してきました。なのに、なのに‥。
1匹目のゴル・ラッキーも最後はガンでした。チャッピーと違うのはラッキーは12歳10カ月生きてくれたのと、ゴルという犬種は、もともと腫瘍疾患が多いということもあり、そのお別れをまだ受け入れることができたのですが、
2匹目のチャッピーは、思いもよらない6歳でこの世から去るという、、男の子で本当にやんちゃ息子で大変だった分、めっちゃ可愛く愛くるしかった。いつもわちゃわちゃしてて、落ち着きがなく、「ゴールデンって賢いでしょう?」といろんな方から言われましたが、「我が家のゴルはやんちゃ過ぎて、到底賢いとは言い難いですね〜うちに遊びに来る時は、汚れてもいい服で来てね」というくらい、自由奔放、ゴルらしい犬でしたので、そのチャッピーの最後、苦しむ姿、顔、元気がなくなっていく毎日…なんと表現したらいいのかわからないくらい悲しくつらい最後でした。
そして、チャッピーは、我が家の人間の子どもたち(笑)の多感な時を共に、また認知症の母との同居も共にしてくれたゴルでもありました。
ついついチャッピーの欲しがるものをあげていたと思います。
制御はしていたものの、母もいたので、母も大の犬好きで、自分に懐いてくれるチャッピーが大好きでいろんなものを隠れてあげていたようです。
闘病生活というのは、人間だけじゃなく、犬も家族なので、本当に私たち人間家族もこの期間は、変わる変わる誰かが家にいるようにして、チャッピーを1人にはせずに見守っていました。
食べるものはとても大事。
あの苦しむチャッピーの姿に毎日寄り添って感じたことです。
だから、Moonには変なものはあげない!と家族で決めてます。
犬を飼うということについて、
自分の年齢を考えることは、これまであまりなかったのですが、保護犬を探しているとき、ある一文に目が留まりました。
55歳以下はご遠慮ください。
えーーーっ!!なんでーーー
と思ったけど、大型犬との暮らしをずっとしてきたので、すぐに理解できました!
介護になった時、本当に大変なんです。
大型犬の寿命は長くて15歳くらい。
55歳から飼い始めたとして、ゴルが15歳になった時、飼い主は70歳になっちゃうのです。
ゴルの体重は平均30キロ前後。
最後、歩けない身体になった時、我が家の場合は、抱っこして、おしっこに連れて行ってあげてました。
家でここでしていいよ、と思っても言っても、しないんです。垂れ流そうとしないんです。
なんと健気なんでしょうか・・。
我が家の場合、庭がなく、しかも玄関は2階なので、1匹目のラッキーの時は、夫も私もまだ30代で元気バリバリ!夫が夜中1時間おきに、おしっこしたいって唸るラッキーをだっこして、連れて行ってくれました。
おしっこしながら自分のその体重を支え切れなくて、そのまんま道路で倒れこんでしまっていたラッキー。
そんな介護を約2カ月し、12月の寒い日にラッキーは亡くなりました。
チャッピーは抗がん剤治療をしました。
抗がん剤を投入してもらってしばらくは、見違えるほど、元気になりました。
もうガンが完全に治ったんじゃないかってくらい。その元気は1カ月ほどつづきましたが、それから急速に弱りました。
抗がん剤で自分の血液にある赤血球や白血球までもやっつけられて、もうどうしようもなくなりました。
聞いてはいたけど、覚悟もしてはいたけど、毎日毎日、チャッピーの顔をみること、生きてくれていることさえ、可哀そうな状態が1か月半ほど続きました。
水が飲めなくなったら終わりと聞いて、スポイトで口を開けて、飲ませてあげたり必死でした。
すごい闘病生活。
私は、もうチャッピーが最後の犬と思っていましたが、今回ご縁があって来てくれたMoon。
私の人生最後の犬です。
だから、大切に大切に1日1日過ごしたいし、育っていってほしいのです。
Moonがうちに来るまでの間の3年間、どんな思いでどんな暮らしをしていたのかな‥とか考えると、この3年間の空白の期間も埋まるほどMoonと時間を共有したいのです。
「鹿のめぐみ」…はじめは、クンクン匂って口を開けませんでしたが、しばらくしてすぐパクパク食べました!
おいしいようです!
おいしくて身体によければ最高です!
これからもよろしくお願いします。
何かを取ろうと、パクついている写真がやんちゃ犬チャッピーです。