【曼珠沙華ってなに?】彼岸花の知らなかった一面
彼岸花(ひがんばな)、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)が、種をまいて 2 年ぶりに花が咲きました。
なんと突然にベランダに曼殊沙華が花を咲きました。
本当に突然に茎がすすっと伸びて、真っ赤な花が開いたのにはびっくり、
2 年前に富山の知り合いが球根をおくってくれました。たくさんの球根でした。
いろんなところに分けてあげました。
我が家のベランダの小さなコンテナーのガーデンにも何個か球根を植えてみたのです。すっかり忘れていました。
他の草木もそれぞれに毎年その時期になったら芽が出て花が咲いて散っていきます。
水をやるのも忘れてしまうこともありますが、草取りをしたりしながらも、あまり精を出し
てお世話している訳ではないですが、こんな風にして忘れていた曼殊沙華の花が咲くと、
少しばかりの土の中で、球根がその時期をしっかりと見据えながら待ちわびて、一気に花開
くってすごい神秘的です。
曼殊沙華の球根の命をつなぐそのパワーってほかの植物、動物、人間にも共通してあるのだ
となって思います。
曼殊沙華の事を調べてみました。
彼岸花を何で曼珠沙華って言うの?
彼岸花の別名「曼珠沙華」:
サンスクリット語で「天界に咲く花」 彼岸花の別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味。 おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。 サンスクリット語では manjusaka と書きます。
こんな風に書いてありました。おめでたいことが起こる兆しですって。
おめでたいことが天から降ってくるんですって。
びっくりじゃありませんか!!!
でももう少し調べてみると違う意味合いもあってなかなか興味深かったです。
彼岸花は食用は厳禁ですが、飢餓の時に球根の毒を水で流して利用したり、
水戸黄門 の命令で発行した家庭の医学書「救民妙薬」では、球根をすり下ろして患部に当てて湿布剤としました。
何もなく本当に困った時、役立つ植物かもしれませんね。
彼岸花は、その印象的な赤い花色から
花色や花姿が炎を連想させることと、彼岸花のもつ毒から、
死や不吉な印象があることから贈り物として用いられることはほとんどありませんが、
めでたい兆しという意味や、薬になったという彼岸花がさいたことに嬉しくおもいました。