世田谷キャッツをお迎えするための準備とその後について

世田谷キャッツをお迎えしてもうすぐ5か月です。

大分肌寒くなってきたこの頃。これから彼らとともに初めての冬をこの家で過ごしますので、冬の寒さ対策も新たに必要になるんだろうな・・・

さて前回から、みうりくさんをお迎えする際に抱いた不安材料を4つに分けて書いています。

 

①家を傷つけない?

②猫を飼った経験が全くないけど大丈夫?

③長距離の引っ越しに耐えられるの?

④長期のお留守番はどんな形がベストなの?

 

前回は①家を傷つけない?について。今回は②③について振り返ってゆきます。

 

 

お迎えハードルが低めだったみうりくさん

結果的に言えることですが、世田谷キャッツは新米飼い主には非常にやさしい子たちでした。

 

まず、人間慣れしていること。

前のご主人さまが愛情たっぷりに可愛がっていたことは、彼らの性格、生活環境やグッズ、ご飯を見ても明らか。

私たちにすぐ信頼をおいてくれましたし、旦那さまの友人や私の家族が来てもすぐ慣れる。

人懐っこいとまではいかないけれども、基本的に甘えん坊なニ匹です。

次に、必要なものがすべてそろっていること。

みうりくさんそれぞれのケージ、使い慣れたシステムトイレ、キャットタワー、おもちゃ。

猫砂(木質ペレット)、食べ慣れたキャットフード、器、カリカリマシーン(自動給餌器)。

 

本来であればこちらが準備する必要のあるもの、何が良いだろう?と迷うトイレ、猫砂、キャットフードがすべてそろっています。

そういう意味では、ちょっと特殊ケースの子たちの里親になったと言えるかもしれません。

もちろんトイレの躾もバッチリ。

粗相は一度もなく、そのまま持ってきた自分たちのトイレでずっとしてくれています。

 

それでも、世田谷キャッツをお迎えするまでの間、基本的な知識は本で読んで勉強しました。

 

私が本を選んだ理由は、一冊に網羅されていて分かりやすいから。

購入ではなく、図書館で複数の本を借りて並行読書をしました。

「大体ここは同じことを言っているな」と大切なポイントが絞りやすく、掴みやすかったです。

今ではインターネットで調べればいくらでも情報は出てきますし、もっと言えばYouTubeの動画を見た方が分かりやすく、有益な情報は得られます。

しかし、言っていることもおススメもちょっとずつ違います。

「結局何が良いの?」「本当にこれはダメなの?」と情報に振り回され、迷うリスクもセットです。

 

つまるところ・・・正解はありません!

でも準備するもの、整える環境、気を付けること。

これらは共通しているので、基本的なことだけ知っておいて、あとはそれぞれの子の個性を知って研究してアレンジしてゆく。

これがベストだと思っています。

 

引越しと環境変化のストレスは?

言うまでもなくですが、今のところ無事に元気で過ごしていることが何よりの証拠。

車での長距離の引っ越しと新しい環境でのストレスの影響は恐らくありません。

引越しから2週間後に動物病院で健康診断をしましたが、超健康体でした。

引越し当日については『片道2時間、不安だらけの大引越し』の回をご覧ください。

※YouTubeはこちら

https://youtu.be/jb6lMA0NFQw?si=G7iLVfswMsqivj7H

考えてみれば、動物園の子たち、競走馬、ペットショップの子たち・・・も車もしくは飛行機で引越しをしています。

車や飛行機を使って一緒に旅行までする人もいますし。

だからこんなに心配しなくても大丈夫だったのですが、もしものことを考えるとかなり緊張しました。

猫さんって犬さんと違って、一緒に旅行できる子はほぼいないじゃないですか。(まず散歩すら一緒にしないですし)

 

そんな環境変化に敏感で繊細な猫さんに対して気を付けた点だけまとめてみます。

 

・狭い環境の方が安心するので、キャリーバックに入れて後部座席の下に配置。(洗濯ネットに入れるともっと効果的かも)

・粗相をするかもしれないので、おしっこシートをキャリーバックに敷いておく。

・二匹の顔がお互いに見えるように、向かい合わせにしてあげる。

・急発進、急ブレーキ、急な車線変更はしない。揺れを極力少なく運転する。

 

以上ですが、もっと長距離移動となると「こまめな休憩」や「水分補給」なども必要になると思います。

もう一つ加えるとすれば、お迎え後の体調です。注意して経過観察していました。

体調面での分かりやすい例は、2日くらいウンチが出なかったこと。

私は旅行先の慣れない環境で便秘気味になりますが、それと同じく当然揺らぎがちになります。

みうりくさんの通常の状態を知らなかったので、気を付けて見ていました。

※一時期つけていた日誌

 

でもそれくらいで済んだ理由としては、彼らの使い慣れたものがあったことが大きいと思います。

すべて新しいものだったらお互いもっと苦労していたはず。

 

あとは生活リズム。

何時に朝ごはんで、何時に夜ご飯・・・とか。

いつ寝ていつ遊ぶとか。

今となっては私たちの生活リズムに慣れてくれましたが、慣れるまでにはきっと見えないストレスがあったはず。

しかし今、こうして元気に走り回ってくれている世田谷キャッツを見ていると安心します。

 

 

次回は④のお留守番について。

私たちはすでに数回、長めに家を空けています。そのことも踏まえて気づいたことを綴ります。