世田谷キャッツ、どこまでやんちゃな子?
前回まで3回に渡って、私たちと世田谷キャッツみうりくさんとの出逢いからお迎えまでを振り返りました。
その際、一度お迎えを諦めた懸念点について4つほどあげていました。
①家を傷つけない?
②猫を飼った経験が全くないけど大丈夫?
③長距離の引っ越しに耐えられるの?
④長期のお留守番はどんな形がベストなの?
現在一緒に暮らして全部クリアできているのでこの4点について書いてゆきます。
今回は『①家を傷つけない?』について。
今の私たちの家は賃貸です。2人暮らしには大きな戸建てとなります。
(ちなみに田舎ですので家賃はけっこうお安いです(笑))
これが賃貸ではなく持ち家なら極端な話、どんなに壊されてもまぁいいでしょう。
だって猫だもの。
でも賃貸となれば別です。
いくらペット可であったとしても、やっぱり限度というものもあります。
お迎え前に調べてみた時、不安要素の代表的なものに「爪とぎ」「いたずら」「スプレー行為」がありました。
「爪とぎ」どこでする?
壁やクッション、ソファー、マットレス、障子・・・などなど。
恐らく気に入ってしまった、爪とぎに適度な感触のものをやっちゃうんでしょうね。
みうりくさんは、前のお家ではキャットタワーで主に爪とぎをしていたようです。
キャットタワーに巻いてある爪とぎ用の麻紐がかなり年季入っております。
あとはソファーやクッション。
家に来た当初、彼らは慣れ親しんだキャットタワーで爪とぎをずっとしていました。
次第にやるようになったのは・・・ヨガマット。
トレーニングやストレッチでほぼ毎日使うので、床に敷きっぱなしにしていたら・・・やられました(笑)
爪が引っかかるあの感触が気持ちいいのかな。
もちろん片づければ済むことですが、どうやら上に乗って一枚板でガリガリやりたい様子。
爪とぎ板を自作したら気に入ってくれました。よく使っています。
制作過程はYouTubeでぜひご覧ください。
https://youtu.be/kKRruRiLHBM?si=HsA_PDUdv1lIbXJX
「いたずら」は猫それぞれ
いたずらについては個性があるので、何をやっちゃうのか予測不能です。
猫さんは一生、赤ちゃんのような存在ですから。
「これはなんだろう?」好奇心のままに口に入れたり、舐めたり、触ったり、乗ったり・・・止められない自然な行為です。
しかしみうりくさん、ほぼやりません。
非常に有難い・・・!!
お家に来た当初、すべてが初めて見たり触ったりするものばかり。
匂いを嗅いだり乗ったり、つんつんしてみたり。
押し入れの中に入ってみたり、布団にもぐってみたり。
探検とチェック作業は念入りにしていましたが、言うなればその程度。
お家に被害はありません。
あげるとすればケーブルと障子。
パソコンや家電などの複数のケーブルをそのまんまにしていたら、ガリガリ嚙んじゃいました。
ヒモでよく遊んでいますが、そのヒモ系が大好き。
しかし中がむき出しになって感電でもしたら危ない・・・
100均のケーブルチューブ(配線カバー)でガードしています。
障子はいつもではないけれど、何か思い通りにいかないだとか、開けて欲しいと強めに要求するときにちょっとひっかきます。
さすがに困るので雑にプチプチでカバーしています。
もし子猫や若い猫ちゃんをお迎えする場合は、もう少し覚悟が必要かもしれませんが、対策でどうにでもできる・・・というのが私の感覚です。
「スプレー行為」発動は・・・?
マーキングの一種で、おしっこをトイレ以外の壁などに引っかけてしまう行為。
これは原因として、発情周期、縄張りアピール、ストレスや不安、引っ越しや模様替え、新しい家族が増えたなどの急な環境の変化などによって起きるようです。
ちなみに、スプレー行為は去勢していないオス猫に多いそう。
去勢しているけれども、バッチリ原因に該当します。ちょっと不安・・・
しかし一度もありませんでした。
幸いなことに新しいお家での生活にさほどストレスを感じなかったようです。(と、信じたい)
結果として取り越し苦労に終わったお家の課題。
次回は②猫を飼った経験がないについて書いてゆきます。