片道2時間、不安だらけの大引越し

みうりくさんの審査にたぶん合格した私たち夫婦。

さらに4週間後、いよいよ二匹の大引越しデーがやってきました。

不安だらけの片道2時間お引越し。

もはや懐かしいあの日を振り返ります。

 

引越しの荷物、もしかして乗らない…?

お迎え当日。

午後に車でお家に向かう私たち。

 

初対面の日から約2ヵ月も待たせてしまいました。

私には長いようで短い期間でしたが、人間の年齢で換算するとおよそ4.5倍の速さで歳をとる猫からすれば、とても長い時間だったでしょう。

 

しかしこの引越し。色んな関門が立ちはだかっています。

第一の関門はみうりくグッズが全部乗るのか?

そう、車に乗せるのは彼らだけではないんです。

 

ケージ(2階建ての大きめなやつ)×2、キャットタワー(これも結構立派)、システムトイレ、自動カリカリマシーン・・・などなど。

そのまま全部引き継ぎます。

片道2時間、さすがに往復は厳しい。全部いちどに運ぶ必要があります。

自家用車はスズキのソリオ。ミニバンだけど果たして・・・

 

幸いなことに、ケージとキャットタワーは折りたためたり解体したりできたので、何とか詰め込みに成功!

DIYはお手のものの旦那さまが、解体作業もサクサクやってくれました。

Aさんにもお手伝いいただいて、小一時間ほどで終わったと思います。

その間、みうさんは物陰にずっと隠れており、りくさんは2階から降りてきません。

 

さあ、いよいよ車に乗って引越しだよー!

 

鳴き声の止まない車移動

第二の関門。大人しくキャリーバッグに入ってくれるのか。

みうさんは物陰に隠れていたものの、おそらく何かを察していたんでしょう。

大人しくキャリーバッグに入ってくれました。

 

何にも知らないりくさんはまだ2階。

いきなり抱っこで連れてこられてキャリーバッグの中へ・・・

あっけにとられつつ、とまどっている様子。

怖いのと不安なのとで、絶えずにゃーにゃ―鳴いています。

 

もたもたせず、さっさと家に連れて行ってあげないと!

 

二匹を乗せて早々、Aさんへの挨拶もそこそこに自宅に向けて発進。

都内を車で走り、高速道路にのります。

これが最後の関門。

二匹の体調やストレスを考慮すると早く家に着く必要がありますが、急発進や急ブレーキは禁物。

Gがかかるとそりゃあ怖いし、場合によっては車酔いする可能性も。

可能な限り速く、でも慎重に・・・・・・がミッションです。

後部座席の足元の二匹。

ちょっと加速やブレーキが急だと、にゃーにゃー鳴きます。判定が厳しい・・・(苦笑)

ものすごく気を遣って、旦那さまと交代で運転していきました。

肩こったー!

 

2時間の道中、みうさんは比較的大人しく、りくさんの方はほぼずっとにゃーにゃー・・・

不安そうな声が聞こえるたびに、こっちが申し訳ない気持ちに。

12年間過ごしたお家とイキナリのお別れ。

説明なんてしても伝わるはずもなく。

二匹からしたら、ある日突然強制的に連れてゆかれたって状況です。

 

無事に到着!二匹の反応は・・・

お家に着いて、まずみうりくさんをキャリーバッグに入れたままお家へ下ろします。

そしてみうりくさん専用部屋にした家の一室に、ケージとキャットタワーを運び入れ早急に組み立てスタート。

 

ここもさすがは旦那さま。

30分もしないうちに準備が整いました。

そして遂にみうりくさんを部屋に解放!あなたたちの新しいお家ですよ。

彼らにとってはワープしてきたようなもの。

ずーっとあたりをきょろきょろ見回して、ここは一体どこだろう・・・不思議そうに観察します。

私たちはそっと見守ることに。

少し落ち着いた頃に、お水とご飯を用意するとすぐに食べてくれました。

良かった、体調は大丈夫そう。

ここの様子はYouTubeの動画をぜひ、ご覧ください。

https://youtu.be/jb6lMA0NFQw?si=d5yJc9IYFK-45EMc

 

引越し日から3日間は、みうりくさん専用部屋のみで過ごしてもらい、様子を見ることにしました。

環境に慣れるまでストレスかもしれないけれど、私たちもまだまだ勝手が分かっていません。

お互いに少しずつ信頼関係を育みましょう。

 

 

以上、出会いから大引越しまでの回はこれで終了です。

次回から、一緒に暮らしてみて分かったこと、気づいたこと、学んだこと、みうりくさんとの日常などを綴っていきます。