世田谷キャッツとはじめてご対面。

はじめまして。

元世田谷キャッツ「みう(美海♀)」&「りく(陸♂)」さんの里親です。

長毛の女の子がみうさん。短毛の男の子がりくさんです。

ふたりは共に12歳。

 

最近では猫の平均寿命も延びてきており20歳前後の子も珍しくはないですが、猫で言えばシニア。(2021年の調査では飼い猫の平均寿命は15.66歳だとか)

 

そんなキャッツと私、旦那さまの4人で田舎に暮らしています。

 

彼らと出逢ったのは2024年の4月。

今この記事を書いている時点で、一緒に暮らし始めて4か月が経ちました。

 

このブログでは、新米飼い主が熟年キャットペアとの暮らしの中で受け取ったり学んだりしたことを、いろんな角度から書き綴っていこうと思います。

まず初回はみうりくさんとの出会いから。

 

「この子たちの親になりませんか?」

 

4月のはじめ、みうりくさんの写真と共に友人の女性から突然きたメッセージ。

あまりに突拍子もない提案に、私は半ばパニックに・・・(笑)

猫と一緒に暮らしたいなーなんて漠然と思ってはいたものの、本気で考えるなんてしたこともありません。

もちろん、猫を飼った経験も無し。

 

なんで私たちに??

話を聞くと、彼女のさらに友人からこんな相談があったそうです。

「知り合いの女性が亡くなって、老猫ペアがお家に取り残されているの。里親を見つけたいけれど、誰か良い人はいない?」

その相談を受けた瞬間、私たち夫婦の顔がすぐに浮かんだ彼女は速攻でメッセージをくれたんだとか。

 

嬉しい提案とはいえ、私たちにとっては青天の霹靂。

えー!どうしよう??

興奮しながら旦那さまに相談すると、私が決めていいよ!と返事が。

心はまだ揺らいでいましたが、とりあえず彼女と共にみうりくさんに会いにいくことにしました。

 

美猫にドギマギ、緊張の初顔合わせ

 

亡くなった女性のご主人は、確か50代前後。

まだまだ若いご年齢でしたが難病を抱えており、回復と入院を繰り返しながらみうりくさんと生活していたそうです。

 

仲介してくださったのは、そのご主人の元パートナーのAさん。彼はみうりくさんを引き取ることが難しく、話がまわりにまわって私たちに繋がったという流れです。

 

ドキドキしながらお家に着くと「ワァ、おしゃれ・・・」

世田谷の住宅街の一角、素敵なご自宅を前にさらに緊張。

写真を見た限りでは高貴な美猫ペアだけれど・・・田舎モノにどう反応するんだろう。

 

玄関に入ると遠くから「みゃー」という声が。

 

どこにいるのかな・・・・・・いた!

 

「わぁ、すごい美人さん」

おしゃれなお家に美猫が二匹。

猫に触れ慣れていない私、おっかなびっくりでそろそろ触ってみます。

 

でも私とは対照的に、りくさんはけっこうグイグイくる(笑)

初対面にも関わらず、愛のある頭突きをゴリゴリしてくれました。

さらに抱っこもOK。(何とも言えない顔が最高)

みうさんの方は・・・

奥に引っ込んだままじーっとこちらを観察。

そりゃ初対面だもん、当たり前か。

しかし、今日は帰ろうかという直前に、そっとこっちに寄って来てくれました。

 

みうりくさんは二匹だけでは広すぎるこの家で、数か月ずっとふたりっきりで過ごしていたんだな・・・

 

二匹のケージやキャットタワーに囲まれる形で、おそらくご主人が寝ていたであろうお布団がそのまま敷いてありました。

ご主人のにおいがついた布団。ふたりが寂しくないように片づけていないんでしょう。

 

その日はお互いに挨拶と様子見のみ。

りくさんのおかげで服もバッグも毛だらけで家を後にしました。

 

後日私が予定を確認して、旦那さまと一緒にふたりで訪れることになっていたのですが・・・

トントン拍子とはいかなかった。

 

次回へ続きます。