グルーミング(毛づくろい)って本当に功を奏しているのかしら
年明け早々、長毛のみうさんを捕まえてお腹をブラッシングしていたらもつれた毛の束が!ときほぐしたら毛玉予備軍の毛が大量に抜けました。
「長毛さんはつらいよ」というようなタイトルでも書きました通り、毎日ブラッシングしていても毛は絡まります。ましてや今は冬。もっふもふの冬毛すべて・・・もはやみうさんのすべてが毛玉予備軍と言っても過言ではありません。
彼女は暇さえあれば(というより毎日ヒマそうです)グルーミング(毛づくろい)をしていますが、そのグルーミングが果たして功を奏しているのか甚だ疑問です。むしろからまって毛玉を促進させているのでは・・・?と疑っているので今回はグルーミングについてです。
グルーミングの意味
「グルーミングは猫のライフワーク」とは、言い得て妙ですね。
諸説ありましたが猫さんは1日に約30%、多いとなんと50%もグルーミングに時間を費やしているんだそうです。彼らの起きている時間が10時間~12時間と考えると3時間前後もやってるの?しかし納得です。本当にずーーーとやっています。
その起源は「なめることで体のニオイを消し、自分の居場所を敵に知られないようにしていた野生時代の名残」だとか。
しかしグルーミングの効果はニオイ消しだけにとどまりません。
- 皮膚病、毛玉を防ぐ&ノミ対策
- 血流促進:あのざらざらした舌でなめることによって適度な刺激が得られる
- 体温調節効果:夏はなめることによる気化熱を利用して体温を下げ、冬は被毛をふっくらさせ空気を含ませることで保温効果も期待できる
- リラックス効果
- 愛情表現
思ったよりも優秀な効果があるようです。しかしこれを本能的に理解してやっているのかいないのかは不明です。
グルーミング、こんな時にします
世田谷キャッツを見ていると、グルーミングのタイミングはこんな感じです。
- ご飯後に顔まわりを洗うしぐさ。手をなめて顔をこする様は見ていて可愛い。
- トイレの後。お尻を丁寧になめて綺麗にしています。軟体動物すぎて「その体制、どうなってるの?」状態です。みうさんは以前、お尻の広範囲に盛大にウンチをつけていた際、拭きとれなかった分は自分できれいにしていました。つまり自分のウンチを食べたことになります。
- けんかの後。りくさんはみうさんと追いかけっこした後、必ず胸のあたりをペロペロと短いグルーミングします。ちょっと興奮したから落ち着こう、という無意識の癖みたいです。
- 爪切りやバリカン、ブラッシング後。あんまり好きではないでしょうからリラックスするためにグルーミングしているのだと思います。特に抱っこが大嫌いなみうさんはやっています。
- お互いにグルーミング。主に頭をペロペロしています。スキンシップのひとつでしょう。そこから流れるようにケンカに発展することもしばしば・・・タイミング悪かったのかな。
- その他、リラックスしている時に自然に。
まさにライフワークと言えるグルーミング。
でもやっぱりみうさんに限っては、逆に絡まっているのでは・・・?疑惑から抜け出せないご主人でした。
【参考サイト】
もしかして嫌だった? 猫が撫でられたところをペロペロなめる理由
https://cat.benesse.ne.jp/lovecat/content/?id=82072
【獣医師監修】猫が毛づくろい(グルーミング)する理由は?なぜ食後が多い?…
https://www.peppynet.com/library/archive/detail/464
猫のグルーミングとは?種類や過剰なグルーミングのサインを解説