長毛種の猫さんはつらいよ
世田谷キャッツが冬支度のため太り始めた食欲の秋。
しかし、最近食欲がまた収まってきました。短い冬支度だったねキミたち・・・
ある程度太ったし冬毛にも変わったし、もういっかなーというくらいの気軽な冬支度でした。
その結果、短毛のりくさんは毛の量が増えたおかげで色が濃くなり、顔も丸くなりました。
長毛のみうさんは・・・これが分かりづらい。
すべてロングヘア―に隠れてしまっています。もともとモフモフだった毛がさらに伸びたかと言うとそうでもなく。
実は8月あたりに一度、ボブショートくらいにバリカンでカットしたせいもあり、出逢った頃の長さに戻ったね!ということしか分かりません。
とにかく冬はあったかそうでいいなぁと思いながら見ています。
冬は長毛種の本領発揮の季節ですね。
長毛の宿命
世田谷キャッツをお迎えする前、私は長毛種の猫さんに実際に逢ったことがありませんでした。
ですから、見た目だけでもう「お高級猫さま」のみうさんにちょいと気圧されました。
長毛の子ってそれだけで気品があるように見えるし、かっこいいと美しいと顔が怖いが融合しています。
角度を間違えて撮ると睨んでいるようにしか見えません。
今も見るたびに、見た目だけは優美だなと思っています。(実際の性格は真逆なので)
しかしこのロングヘア―、なかなか厄介なんです。
①毛玉
長毛の子は、ブラッシングをしてあげることが必須です。
もししないとどうなるか。毛玉だらけになってカチカチの毛玉で覆われ、丸刈りにするしか救う手立てがなくなります。
今は私が最低1日に1回はブラッシングをしているのと、みうさん自らが手グセのような頻度でグルーミングをしています。
長毛の子に限った話ではないけれど、猫さんはグルーミングが趣味なんですね、きっと。
それでも時おり毛玉はできちゃいます。
皮脂によりくっついて絡まり合った毛玉はかたいです。
手でほぐせるくらいの時もありますが、大抵はバリカンでカットしています。
美は1日にしてならず。
②ウンチがつく
家に来て半年の中で、覚えているだけでも5回はお尻にウンチがついてました。
コロコロしたやつが付いている分にはいいのですが、1回べっとりついていたことがあり、お尻を見た瞬間悲鳴をあげました。
絶対にどこにも座らせてはならない・・・!(というか絶対に座らないでくれ!!)という使命感のもと、逃げ回るみうさんと拭きたい私で静かな戦いが繰り広げられました。
③夏は暑苦しい
彼女たちをお迎えした6月はもう初夏。
猫さんは高温多湿の日本の夏には弱いと聞いていたので、このロングヘア―をスッキリさせてあげた方がいいのでは?とバリカンをかけました。
ウンチの予防もしたかったですし。
その模様はYouTubeでぜひご覧ください。
https://youtu.be/UPcm4kxTf5I?si=6C6mYGgYWYZ7Hf4y
さすがに丸刈りはできずボブショートくらいになりましたが、これだけでもかなりすっきりしたと思います。
今ではもう元通りの長さですけれども。
お尻だけはカットしようかと思いつつ、冬は寒いからそのままにしています。
④爪が隠れて切りづらい
みうさんは手先まで毛でおおわれています。
猫さんは肉球を挟んでキュッとしてあげると爪が出てくるのですが、出ていても分かりません。
爪どこよ?ってなります。
そのため、まずバリカンで手先や足先の毛をカットしてから爪切りへ。
みうさんはまず抱っこが嫌いなのでずっとうーうー文句を言うし、叫びます。
こちらの模様もYouTubeにて・・・
https://youtu.be/E_QwJBmH58w?si=NWSPlRkApLh7oA19
https://youtu.be/EC7hzQijOkY?si=AKO0It-kM_F7klfK
ちなみに足音は分厚い靴下を履いた時のような「トコトコ」という音がするので、近づいて来るときは「みうさんだな」と分かります。
長毛の子をお迎えする際には
このように、長毛の子は短毛の子よりもお手間がかかりますので覚悟しておきましょう。
短毛のりくさんは爪切りは楽だし、常に綺麗だし、ブラッシングはたまにでも問題ないし、バリカンも必要ありません。
ただし、これは私の感覚ですが短毛のりくさんの方が毛が抜けます。
換毛期はそれはもう恐ろしいくらい抜けます。
もちろんみうさんも抜けますけどね。
もし長毛の子をお迎えする際には、お世話焼きの人が良さげです。
私は全く面倒見も良くないし配慮も薄いですが、どうやら女性特有の?母性が発揮されて何とかやっていけています。