猫が喉をゴロゴロする」って言うけれど、全然ゴロゴロではない。
猫がゴロゴロ喉を鳴らす。
猫さんと一緒に暮らしている方はご存じでしょうけれども、実際に聞いたことはあるでしょうか?
小説や漫画などで「ゴロゴロ」という擬音表現をしていることが多く、この「ゴロゴロ」がいちばん使われる表現であり、伝わる表現でもあると思います。
しかし、世田谷キャッツ・・・
百歩譲っても「ゴロゴロ」に聞こえません。
未だに不思議な「猫が喉を鳴らす」行為
「ゴロゴロ音」論争のその前に。
猫はどうやって喉を鳴らしているのかを調べたのですが・・・この仕組み、はっきりと解明されていないんだそうです。
ゴロゴロ音専用の仮声帯があるとか、いくつか仮説はあるようですが。
ここまで色々な研究が発達しているのに面白いですね。
鳴らすシチュエーションですが、私がみうりくさんと接している中では「満足している」「甘え声」「リラックスしている」という意味だと解釈していました。
しかし調べてみると、もちろんこれが喉を鳴らす理由のひとつではありましたがそれだけではないそう。
「ストレスを感じている」「要求している」という逆の意味合いもあるそうです。
確かに、みうりくさんのゴロゴロは私たちのそばにいる時、スリスリしている時、なでてもらっている時など「幸せなとき」。
そして「なでろ~」という要求の時は可愛いお手てでツンツンするのと共にやっています。
ストレスや何かを強く要求している時は普通にひどい声で鳴きます(笑)
ちなみにこのゴロゴロ音、ほぼ25ヘルツの低周波であり、これが何かと言うと、20〜50ヘルツの音は人間の体の緊張をほぐす副交感神経を優位に立たせるリラックス効果や、幸せホルモンのひとつの「セロトニン」を分泌させる効果もあるんだとか!※1
アニマルセラピー、猫カフェなどで人間は猫によって癒されることがありますが、可愛いくてピュアなだけが理由ではないんですね。
ゴロゴロではなく「ぐるるん音」
人間も風邪をひいた時などで鼻が詰まると、鼻を通る音が鳴りますよね?
まさにこれ。
どう聞いても、鼻詰まりの呼吸音。
擬音語で表すとするならば、ゴロゴロではなく「ずるずる」もしくは「ふご—ふごー」「ぐるるる」にしか聞こえません。
旦那さまとの間では「ぐるるん音」と呼称しています。
猫は鼻呼吸の生き物ですが、その鼻が詰まっているんじゃないか?と、毎日聞くたびに思っています。
近くにいるときは、所かまわずこの鼻詰まり音を鳴らしていますので、ずっと何かを要求されているような気持ちになってきます。
鳴っていないのは遊んでいるときと食べているとき、そして寝ているときくらいじゃないだろうか・・・(笑)
前述で、調べたらリラックス効果などがあるみたいだよ!と書きましたが、これについてもはなはだ疑問です。
確かに彼らが満足げにぐるぐるしている時はこっちも「嬉しそうでよかった」ってほほ笑ましく思いますけど、寝ている時にずっと耳元でやられると、うざったいかな・・・(笑)
決して心地よい子守歌にはなりません。
もしかしたら、ぐるるん音には猫の種類や個性による違いがあるのかも・・・
今度猫カフェに行って検証したいです。
【参考URL】
猫のゴロゴロ音はどこから鳴っている?意味や仕組み、効果を知りたい!