6歳7か月のクーパー君は保護犬

この頃は保護犬をもらい受けている人も多いのですね。
それが一番ですよね。
でも個体によってはとても大変な境遇の中で飼われたワンちゃんの人間不信というかいじめられた故のトラウマが拭い去れなく、人には懐かないというワンちゃんも多いと言いますから、本当に不憫ですよね。

そんなリスクのある中を保護犬でしっかりとパートナーになるって、ある意味で奇跡ともいえるのかもしれません。

今日はそんな経験をしてようやく警戒心もなくなって、穏やかな犬相、(犬の人相)になっているクーパー君に出会いました。

穏やかな小春日和の中でママさんの温かなまなざしを一心に浴びて、幸せそうなクーパー君でした。
初めて会う私たちにもどうぞ撫でてくださいませ!というようなしぐさが、以前はそんなんでなかったとは想像できないほどです。

年老いた飼い主さんが手放し、それを八王子のシェルターで保護していたそうです。
保護犬をもらい受けるのも年齢制限があると聞いてました。
少なくとも渡邊ただいま71歳です。家族は同居していませんから独居老人の範疇に入ります。そうするとですね。渡邊は飼えないんですね。
本来は独居老人程ワンちゃんとの生活で孤独感をなくして生活ができる意味ではペットの存在はとっても大きいと思いますが、現実から見てこのような一人でお散歩に行くこともままならない体になったときにどのようにお世話するのかということも大きな現実です。

以前、同じようにワンちゃんのインタビューをしているときにご自分のワンちゃんではないが、隣のお祖母ちゃんが散歩に連れていけなくなったので、代わりに散歩に来ているんですと言っておられたその方もお祖母ちゃんでしたがお元気でした。

そしてまたまた違う時にインタビューした方はお隣さんが亡くなったので、そのまま周りの人たちが代わる代わるに散歩に連れて行ったりして面倒を見ているおじいちゃんおばあちゃんに会いました。

そうですよね、こんな地域の人たちが一緒になって飼い主のいなくなったワンちゃんをお世話しているとことってそうはないかもしれないです。でもなんともほのぼのとしませんか?

いまだにこのような温かなふれあいのお仲間がいる日本なんです。

ドックフードやら、おしっこのお世話、散歩とやらなければならないとありますよね。

それを皆で分担してお世話をしているって、人間社会にももっともっとそれが広がってほしいですね。そうしたらわざわざ子供食堂なんてことがなくてもいい世の中になるのではッて。