鹿ツアー参加者の声⑤

参加動機:

農民の輪を広げる活動をしている中で、自然との関わり、里山の現状について興味を持ったから。また、それに関連して狩猟に興味があったため。

 

参加してみての感想:

正直、まだ気持ちは処理しきれていませんが、「死んだ森」という現状について、目で見て肌で感じられる経験ができて、とても感謝しています。

一次情報を見せていただいた者として、やるべきことは伝えていくことだと今は考えています。ただ、視察の機会をいただいているということは、森を再生させることにつながらなければ意味がありません。

伝えた先に、自分も含めて行動する人がもっと現れるよういい仕組みを考えていきたいと思います。若年層としては、まだ学生と付き合いもありますので、将来の就職先として候補に入れてみてもらえるようアプローチするだけでも変わるかなと思います。

職業で言うと、ダンサーはここ10年で、アンダーグラウンドからメジャーな仕事へと、大きく地位をあげていきました。それも、ダンサーの発信はもちろん、アマのダンス人口が増えたからこそ起こったことだと思います。猟師や鹿肉の加工、林業従事者も、もちろんプロが増えることは望ましいけれど、アマでもいいから経験者を増やすこと。これで次世代の動きはずっと上向きになっていくと思います。

農を始める若者も増えてきているので、私のように農を入り口に、森へアクセスできるようなイベントもできたらいいかもしれません! 取り止めのない感想となってしまいましたが、本当に貴重な1日を私たちの学びの時間に使ってくださったこと、心よりお礼申し上げます。自分のできうることに、繋げていきたいと思います。