鹿のスペアリブでドックフードができるかも

鹿のスペアリブでドックフードができるかも。

今日は久しぶりののんびりした日曜日。

山梨で鹿のハンティングに参加することが出来まして、そこで鹿の解体に手解きを受けました。

なかなかの重労働でありますが、プロのハンター達は一頭の解体におよそ40分で終わらせるとのこと。

さすがですね。我々素人では2倍の時間は要します。
いろんな部位に分けて、それぞれの特徴を聞きながら、
一つ一つを大事に使い切っていきたいなって思いました。

我々人間の勝手が鹿を増やしてしまいました。
そして増えた鹿が生きるために人間にとっては負の影響が年々大きくなり、
鹿を捕獲しなければならない頭数は年間100万頭と言われています。

でも今は60万頭が捕獲され10万頭は活用されるが50万頭は廃棄と言う現実もあります。

それでなんとかその鹿肉をペットフードにしてゴミになってしまっている鹿肉を
資源にしていこうと鹿の恵みが誕生したのですが、まだまだやることはいっぱいですね。

そんな中で先日の解体した鹿肉の中から骨つきのリブを今日はスープを取っています。

実は四国松山の仙味エキスさんに鹿の骨髄のエキスを取り出してもらっています。

俗に言う「ボーンブロス」です。日本ではまだどこもやっていないのかな?

上質なプロテインを取り出すかとができ、
それが医療用としてもスポーツ界の中でも良き素材になるのではと考えています。
そのプロのボーンブロスには程遠いとは思うのですが、
家庭で作れる鹿のスープに挑戦しています。

ひょっとこのスープはすごく美味しいのではないかって、
今スープを取っている匂いはすごくいいです。

スープストックにしておいていろんなものに使っていこうと、ちょっとワクワクしてます。

またスープを取った後の骨がワンちゃんの良きおやつにもなるのではないかと思っています。

ラッキーな事に我が一般財団法人森から海へにはペットフードアドバイザーの小島香澄がいます。

色々と相談しながら新しい商品開発もできるかもしれません。

この治験に参加してくれるワンちゃん大募集です。

鹿の命をしっかり使い切って行けるように!
私たち人間の勝手で落とす命がどうかちゃんと浄土できるように。

全てできないけど、できることからコツコツとやっていきたいです。