孫のようなコトちゃん

 渡邊はこのマンションに引っ越してからおよそ6年になります。 でも今まで正直申して、関心がなかったので気にも留めてなかったのですが、 まぁ本当にたくさんの種類のワンちゃんがこのマンションの住民である事が最近わかってきました。
 今日はちょっとまだ幼い感じのコトちゃんに出会いました。 コトちゃんがお散歩から帰った来るところに玄関でばったり、気さくなお父様からご挨拶されて、今までのワンチャン、飼い主履歴をひとしきり伺いました。
今までは大型犬2頭を飼ってらして、そのドックフードに関しては相当に並大抵なことではなかったそうです。 なんと国産の鹿肉やイノシシなどのジビエのお肉から鶏肉などまで、肉が主食であったそうです。 そのための冷蔵庫、冷凍庫が2台を設置して、何があっても安心にしていたそうです。 そんな中でワンチャンのために冷蔵庫2台を用意するということに、凡人の渡邊にとってはパチパチとそろばんを弾いてしまいます。
でも考えてみますと、今のワンちゃんと飼い主の深い関係からすると、家族と一緒ですよね。子供だと考えたら、子供部屋を用意するのと一緒なんですよね。 体に良いものをと思い、ペットちゃんたちに安全な国産の、オーガニックの、大好きな鹿肉などの、肉類をいつも用意するのは当たり前なんだと改めて思いました。 その大型のワンチャンがなくなってから今のコトちゃんになったそうです。
ご感想は? すごく楽になったそうです。 まずは食事が楽になって、主食は生肉ではなくカリカリのドックフードもあげるようです。 まずは量がまるっきり違うのですよね。毎日ご飯を一升食べさせるような。 大学に行っている大食漢の息子から、孫が我が家に来ましたというよなものですよね。 コトちゃんはまだ7ヶ月なので動きも本当に可愛らしく、思わず顔が緩んできます。 きっとお父さんの心のケアをしっかりできているコトちゃんなのではと思います。 こんなふうにしてペットの存在の大きさを教えてもらいます。 このコロナでワンちゃん、猫ちゃんを飼う人たちが20%は増えていると新聞で読みましたが、それと同時に捨て犬や虐待ワンチャンなど、今その数が相当に増えていると聞きます。 何か人間の矛盾を感じますね。 これが人間なんですかね。
これから保護犬を7頭と保護猫一匹を飼っている富岡たず子さんのコラムが連載されます。たくさんのドラマがあります。 ペットと人の関係をこのコラムでもお伝えできると思います。 乞うご期待です。