保護犬ゴールデンレトリバーmoonとやっと

大丈夫やで

ご飯〜

おしっこ

行こ！

これらの言葉がやっとmoonに通じるようになってきた。

訓練所のオリの中で3年強育ったmoonにとって、外でおしっこうんちをすることや、首輪をすること、リードで歩くこと…すべてが初めてで戸惑ったことだろう。

そう…突然、今までいた訓練所からブリーダーさんのところに連れてこられて、次の日には私たちが対面して、その場で私たちの車に乗り、身も知らない私たちの家にやってきてくれたmoon。

怖かっただろうな、、

よくぞ来てくれた。

よくぞ出会えた。

moonありがとうね。

moonが我が家に来た時、今まで訓練所で食べていたフードを食べる時以外、全く口を開かなかった。

階段の上り下りもできなかった。

おやつも食べようとしなかった。

今は、娘が美味しそうなものを食べていると、そばにきて匂いで尻尾を振ってくる。

先代犬2匹のゴルを、癌で亡くしているので、変なものはあげない！と決めているので、みんなあげたいのは山々だけど、心を鬼にして、moonがどれだけ欲しそうにしていても人間が食べるような甘いおやつはあげない。

そのかわり、私たちだけがパクパクしているのも申し訳ないので、その横で、鹿のめぐみを、私の手のひらにおいてあげると、すんごい勢いでぱくぱく食べるmoon。

安心してあげれる。

散歩きらいでほぼ散歩に行かないmoonだから、体脂肪高タンパクはありがたい。

そして、moonが来てから我が家の会話は増えた。

犬の存在ってすごいなぁと思う。

今まで生後2ヶ月くらいの赤ちゃん犬から育ててきたので、正直、3歳で迎えることに私自身、本当に可愛いと思えるかなと少し不安だった。

犬好きな私としては、やはり特に赤ちゃんの頃のゴルはもう格別に可愛すぎるからだ。

でも、もう既に大きな体の3歳のmoonを迎えて今思うことは、本当に愛おしいということ。

こんなにお利口さんで、怖がりで、、どんな3年間を過ごしてきたんだろうかと思うと正直不憫で不憫で、、。

なぜかというと、3歳のゴルのやんちゃを知っているからだ。

moonは暴れることも騒ぐこともない。

吠えることもない。

声帯が切られてるのかな、と思っていた。

が、ただ一度だけ吠えたのだ！

真夜中に娘が、わたしとmoonが寝ているところに入ってきた時、moonが低い力強い声で吠えてくれたのだ！

まるで私を守るかの如く。

その時、娘と私はうれしびっくり！

思わず私の眠気も吹き飛んだ！

吠えれるんや！良かった。

そんな思いだった。

これからもっともっとmoonと思い出を作り、もっともっと会話していきたいなぁと思っている。

そのために元気でいてねmoon。

いつもありがとうmoon。

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