がんばれラスティ2
第二回
こんにちは~。おかげ様でラスティの病気は表立ってはそれ程進んでいないように見えます。最初に右目が飛び出してきて病気に気づきましたが、獣医さんの処方でステロイドを飲ませ始めてからは、飛び出していた目も少し引っ込んできました。でも、残念なことに、ステロイドを飲んで目が引っ込むのは、リンパ腫の可能性が高いことを示しているそうです。
私たち家族がラスティの治療に関して一番大事にしていることは、ラスティが苦しくない事、怖くない事、できれば楽しく生活できることなので、犬には訳の分からない機器を使った検査や、つらい副作用が出そうな薬の治療はしないことにしました。ですので、本当にリンパ腫なのかどうかは分かりません。そして、私たち自身が神経をすり減らしそうな治療方法も採らないことにしました。私たちが疲れ過ぎてイライラしたりしてしまうと、敏感な犬にそれが伝わってしまうからです。
ステロイド治療を始めて良かったことは、目が少し引っ込んだことと、元気になったように思えることです。但し、ラスティはボーダーコリーにしてはインドア派で、散歩嫌いで、まったり好きなので、もしかすると元々他のボーダーコリーと比べて筋肉が少な目だったのかも知れませんが、ステロイドの副作用で筋肉が減ることがあるそうで、加齢も加わって、後ろ足がフニャフニャ、ヨロヨロしてきました。(飼い主も若干、そんな感じではあります…。)おまけにステロイドは利尿作用があるそうで、オシッコの回数が増えました。つまり外に連れて行く回数が増えました。
実は、ラスティは子供の頃のトイレトレーニングに失敗し、365日、雨が降ろうと台風が来ようと、朝晩のトイレは散歩の時にします。基本、家の中では排泄はしません。(さすがに大嵐の時は、玄関から出るとびっくりするくらいサッサと用を済ませて「終わりました!さあ、帰りましょう!」と家に帰ります。)何年かに一度位ですが、下痢をしてお腹の調子が悪い時などは、夜中でもちゃんと教えてくれました。1時間おきにワン!と吠えて起こされたりするので、なかなか眠れず大変ではありますが、ちゃんと外でトイレをして家の中を汚さない良い子なのです。
そして、今は病気と闘っているからでしょうか体重が少し減りました。軟便も続いていたので、獣医さんの指示で、脂肪分は少な目で繊維質の多いドッグフードに変え、量も増やすことにしました。すると、徐々に固めのフンになってきましたが、以前よりずっと早めにもよおしてしまうようになりました。こちらは未だ彼のトイレ時間が読めなくて、アッと気づくと、廊下にポロン、ポロン…。部屋の中でポロン、ポロン…。お腹が痛い訳ではないからでしょうか、教えてくれないんですね…。でも、拾いやすいウンチに戻っていて良かったです!
白髪があまり生えていなかった2015年の頃