『ニホンジカが伝えてくれる森のこと』ツアー報告

11月もあと数日、11/5のツアー報告もしないまま12月突入寸前で遅ればせながらの投稿をコンセプトブックに見開き真ん中で渡邊智恵子代表理事とともになんちゃってモデルのはっぴー母よりいたします。
我が財団鹿肉のペットフードの鹿のめぐみとオーガニックコットンのわんちゃんの肌着として皮膚の弱いコにもご愛用いただいているフレブルウエアと小さなわんちゃんのウエアとウッシャブルマットの綿のめぐみの2つのブランドがメイン商材です。
ただ売るのではなく、現場主義の森海では「ニホンジカが伝えてくれる森のこと」というツアーを年に数回長野県佐久市で、当財団のメンバーでもあり、ブログでも森のことを伝えてくださる、池田雅子さんとご主人の好見さんをガイドに開催。そこでなぜ鹿が捕獲されるんのかということと捕獲するなら利活用をという意義を知ることとなりました。

それが、昨年のこと。2年目の今年は運営側(長野県佐久市・宮城県金華山・静岡県伊豆など)参加となり、猟期と冬期に入るということで今年最後のの佐久市のツアーが8名の参加のみなさんで開催されました。

  

佐久市には今年は3回の訪問。季節もあるけど、森は確実に多様性が減っている。このスピードが加速していると森のことを少しでも知るだけで感じられるようになりました。最近の大雨や土砂崩れなど天候のことも全て、良い悪いではなく繋がってる。人が、自然の循環から外れたのも現状に繋がってる。地球の裏のことも、日本国内で起きていることもみんなひと繋がりなのだという現実がありました。
その後、捕獲した鹿をペットフードに利活用できる解体・加工場の見学。今回は革を綺麗に処理して冷凍して革のメーカーさんに送るというものも見学しました。

ガイドの池田雅子さんはアーティストでもあり、鹿革の端材まで無駄にしないようにと栞を作成されてます。今後森から海へのマルシェにも登場予定。

多様性のある森と解体場と多様性がなくなり雨で崩れている森の散策後、一度街に戻りナイトツアー(ライトセンサス)でもりの奥にいる鹿さんたち状況視察。
繁殖期ということもあり、オス鹿がメス鹿を引き連れてエサ場の牧場に移動しているところに車内から遭遇。この光景は2年で初体験でした。

ライトセンサス後に佐久平駅そばで、みなさんと感想のシェア会。昨年ツアーに参加いただいた方から狩猟免許を取られて次なるステップに進まれたり、カフェで鹿のめぐみを販売くださったり、大切な家族のご飯が鹿のめぐみになったり、今年は行政にも視察に参加いただいたりとコツコツ啓蒙の一年でした。

PS.鹿のめぐみとお野菜中心のご飯のはっぴー10歳はますますパワーupで、グイグイ力強くお散歩してます。ヨボヨボからムキムキにフードきりかえて2年足らず鹿肉と有機の安全な穀類・野菜に添加物・着色剤不使用でオイルコーティングなしのなせる技をかんじる今日この頃です。